なっきーの卒園式は無事に終わりました。

泣くのをこらえて修了証書を渡しに来てくれました。

こっちに真っすぐ歩いてくるなっきーを、絶対に笑顔で迎えたくて泣くのをこらえました。

泣きそうななっきーを笑顔で迎える。なっきーも笑顔になって私のところに歩いて来ました。

「幼稚園三年間楽しかったよ」と言って、修了証を渡してくれました。

卒園式後、担任の先生が涙涙で、「みんなの先生になれて嬉しい」と言いました。

仲がよくて、みんな先生が大好きで、穏やかなクラスでした。

最後のセレモニーで歌を歌ったのですが、なっきー大号泣。

家で練習するときも泣きそうで・・・私はもちろん泣いて歌えなかったので練習しませんでした。が、本番で大泣きだったなっきーなので、私が代わりに頑張って歌いましたとも。

 

この日だけはなっきーに専念したかったので、ちぇきの迎えは夫にお願いしました。

でも夫とは帰りたくないちぇきは、動かない・・・・・

「全然帰らないから置いて帰ってきた」と、幼稚園に戻ってきた夫・・・

こらこら・・・それじゃだめじゃん。

本部のみんなで写真を撮ろうねとか言ってたけど、私は夫と交替して正装して自転車かっ飛ばして学校へ・・・・。ちぇき、一人で帰ってきてました。

夫がいなくなったから帰る気になったようです。

なっきーがかわいくて仕方ない夫。だったらこんな日だけはママを独占できるように頑張るべきじゃなかったのかな?と思うのだけどね・・・。

 

 

 

そして明日はちぇきの卒業式。

登校だけは一人でできるようになったちぇき。登校時はボランティアのおじさんたちが交差点に立っていてくれます。

今日の朝は久しぶりにちぇきと一緒に家を出て、ボランティアのおじさんたちにお礼を言いました。「ありがとうございました。明日は卒業式です」って。

久しぶりにちぇきと一緒に歯磨きして着替えをすませ、家を出る。

なっきーが小さい頃は、学校からいつ帰って来られるかわからなかったから(1時間以上かかることもざらでした)授乳をすませてから行っていました。急いで授乳して出かける日々・・。

懐かしいな。

「いろんな話をしながら歩いたよね」と言いながら一緒に登校。

泣けてきました。嬉し涙なのかな?こういうのを「感慨深い」というのだろうか??

感極まるというのだろうか?とにかく6年間のいろんな気持ちで送ったことを思い出しました。

 

6年間変わらなかった担任の先生にも最後の連絡帳。「先生との6年間の交換日記もこれが最後になります」と、書きだしました。

先生も「6年間同じ子どもを受け持つのは初めてで、いろんな思いが浮かんできます」と書いてありました。

明日の卒業式は心配なことたくさん。

卒業式を通して心配な鼻ぐずと貧乏ゆすり、大あくび・・・・・

間違いなくセリフを言えるのかどうなのか・・・

明日の台本みたいなものを持ち帰ってきていたので、明日のセリフも歌も流れも何もかもわかっていたりします・・・。これは普通保護者には見せないものなんだろうなぁ・・と思いますけど。

ちぇきは「先生」と言うセリフを言います。

「先生にはお世話になったから言いたい」と、決めるときに言ったそうで、そんな話をしてくれる先生の目には涙・・・・

当日は心配で泣けないと思いますが、その前はいろいろ思い出して泣けちゃいます。

それは私と先生独特な感覚だと思います。

一つ一つ終わるごとに、はーーーっと息を吐き出し安堵を繰り返し、式が終わって行くのだと思います。

 

「卒業式がんばるよ」と、時々言うちぇき。

頑張りたい気持ちは持っている。でも、じっと立つのは苦手。

どうしても動いて目立ってしまう。

よくわからない時間を長く過ごすから、あくびも出てしまう・・・・

さあ、明日はどうでしょうか。

担任の先生も私も「きっと本番は大丈夫」と思ってはいるものの、やはり心配です。

先生は「緊張Maxです」とも言っていました。1週間前から今までにない変な緊張があるそうです。

この小学校で、2回卒業生を送り出しています。一人は卒業証書授与の時間に合わせて教室から一緒に行き、一緒に受け取りました。もう1人は式には参加せず、他の場所で受け取りました。

卒業式に先生方の席に座り、出席することは本当に久しぶりだと言っていました。

そんな先生のためにも、明日はがんばるのだちぇき。

「自分に勝つ!!」と言う意味で、今夜はとんかつにしました。

明日、頑張れたら大好きな洗剤などのご褒美を先生が準備してくれました。

最後の最後まで先生方に心配をかけ、頭を使わせてしまうちぇきですが、きっと大丈夫。

信じましょう・・・

 

先生に「お世話になりました」と花束を渡したいんだよ!と1週間前に言いだしたちぇき。

通常級の先生は、保護者から花束がありますが、支援級の先生にはない・・・。

急遽ちぇきからプレゼントを考えました。

刺し子のコースターを作ることにしました。

時間がなく、ぎりぎり仕上がりました。

今日1枚半仕上げました。今日はかなり頑張りました。

 

 

 

だって今朝はまだここまでだったの・・・。3枚仕上げたいの。

 

1時間以上やり、お風呂を挟んで頑張りました。


「あとはママがやってよ」「もう終わり」と言うちぇきに、「そっか、あきらめちゃうんだ」と言うと「やるよ!」と、やりだす。

渡したい気持ちはたっぷりあったんだね。

本当に頑張りました。

「なんで先生が3人もいるんだよ!!」って怒りながらやったりもしましたが、頑張ったね。

絶対にできるとは思わなかった縫い物。雑巾にいろんなキャラクターを描いて縫ったことで、すっかり上手になりました。

 

いよいよ明日、ちぇきの卒業式です。