視力検査:機械を覗いたが、どうも見え方が安定しない。2段目左の、0.8くらいのかな? の、まだ大きなのが切れ目がはっきりしない。
「上」「ん~~上かなぁ?」
「あ、ちゃうわ、左ですね、左」「う~ん、左かなあ?もうちょっと頑張って見て」
え・・・まだゆーてええの?あと右か下か、だし確率50%ねんけど・・・免許更新でないしそんなに抜群の視力成績でなくても大丈夫なんでは・・?就職用でもないし。
それっぽい方を言ってみてもいいけど、なんか申し訳ない?気がして、うーーーむ、と止まってしもた。
でもこの方は親切というか気が長いというか、じっくり付き合ってくれた。「もうちょっとじっくり見てみて」
なんだか、足し算できない小学生に丁寧に教えてくれてる先生みたいである。
「あ、あの、、レーシックしたあと、疲れてる日とか、なんだか見え方が安定しないこともあって、ちょっと揺れてる感じが・・・あ、その右隣のは上ですね」
「あ、そう?こっちは見えるのね」
不思議に、より小さい方はくっきり見えてた。
乱視だろうね、で済んだけど、乱視はずーっとそうだったし、乱視の見え方は分かってるから、これはちゃう感じだなあ。別の検査した方がええかも。
ま、色々あって結構かかって12時頃に終了。
おなか減ったし病院の食堂で食べていくことに。混んでいたので少し待ったうえ、相席となった。
70歳くらいのおじちゃんと一緒になった。(「おじいちゃん」と呼ぶには申し訳ないような若い感じ)
軽く会釈して座り、仕事の段取りなど確認。
ふと見たら、置いてる食券が同じ「オムライス」だった。そうだよね~ 定食でしっかり和食を食べたいな、と思ってこの食堂に寄ったのに、今日はたまたまAは豚キムチ、Bはフライ物2つ。ん= どっちも今の気分には濃いなあ。でも、丼もの気分でもなく、でオムライスに落ち着いたのだった。
「(オムライスで)同じですね」と話しかけた。
それだけで会話が終わるのも変なので、なんかしゃべろかいな、と。。。 とても元気そうなおじちゃまなので、
「健康診断で来られたんですか?」と聞いてみた。
おじちゃまは一瞬「あら、この人はずっと会話する気なのかいな?」と意外そうな表情のあと「いつもの検査でね。ちょっと前に手術したもんで・・・」
元気そうなのに意外。聞けば肺を片方取っているらしい。ひょえ!全然そんな手術したように見えない。顔色もいいし。
そんなこんなで色々話し始め、私がご家族のことなど聞くと、おじちゃまはそのたびに嬉しそうに答えてくれた。話し始めに勢いがつくので、ぽしゅっ!と食べ物を吹きこぼしながら(^^)
自分の話ばかりでは悪いと思ったのか、私にも質問してくれた。
「ここ(病院)に入るには難しい資格なんかが要るんでしょう?」
ん? 資格? ただ問診票と検便と持って来ただけやけど?
あ、そっか、私のこと、看護師か検査技師か何かと間違えてくれてるんだ。話通じてなかったんだね。健康診断で来た、って最初にゆったけど・・
「あ、病院の者でなくて、健康診断に来ただけなんですよ~」
「あ、そう?だから元気そうなんだ~」
色々話しながらも、わりとてきぱきと食べる方で、私より先に食べ終わり、「またどこかで、、ここでお会いするかもしれませんね。またその時はよろしく~」とおじちゃまはにこやかに挨拶してくれて、去って行った。
父よりも少し若いおじちゃんを見送りながら、自分は父とこんだけにこやかに話してあげてないなあ~、とちょっと反省。今度帰省したらもうちょっと話聞いてあげるかな。
外食は滅多にしないし、外食しても最近は相席なんてあまりないからちょっと戸惑ったけど、たまにはそれも良かったのかな。
色々思った健康診断であった。終わり。