まだまだ続く謎の習慣。 | 勝負師  藤咲美優

勝負師  藤咲美優

私は父親じゃない。母親じゃない。親なんだ。

営業やっていて、
苦痛な仕事のうちの一つ。


来年の予算を決める。

来年4月からの予算をたてなきゃいけなくてさ。

これは、
どこの会社でもあるから仕方ないんだけど。

問題はここから。


平成29年4月からの毎月の予算に、
それとは別に目標の金額も書けと…。

目標??

目標額が予算って意味じゃないの?


予算が必ず達成できる金額で、
目標は、
それにプラスした、
自分の目標だそう。

つまり、
今年のA社の4月の実績が20000千円なら、
予算はそれを下回らない22000千円になって、
さらには目標は25000千円とかの設定にしなきゃならない。


それも、
担当になって1ヶ月や数ヶ月で、
1回か2回しか訪問してない会社も全部。


さらに、
びっくりしたのが、
平成29年の予算だけじゃなくて、
平成30年の目標も毎月分決めなきゃいけなくてさ。


いやいや、
来年の予想するのも悩むのに、
さらに来るかどうかも分からない平成30年の目標をたてるなんて、
金額が想像つかないって。



営業マンなんだから、
先のことを考えて仕事しろって言うんだろうけど、
毎月の会議用に提出する資料が多すぎる。


なんで、
この会社はこんなに資料ばっか作らせるんだ??


その割には何故か棚卸しをやらない、
不良品を営業がこっそり捨てても分からない、
ずさんな管理な一面もある不思議な会社。


土曜は予算組みで遅くなり、
その間も現場からは日報の紙を100枚コピーして、
パンチ穴開けて下まで今すぐ持ってこいだの、
受注した商品の原料の配合の紙を下まで持ってこいだの、
雑用ばっか電話して言ってくるし。


マジで雑用をやってくれる事務員を雇ってくれ!!


菓子ばっか食って、
スマホいじっているコネ子とかじゃなくて、
雑用もこなせる事務員を入れてくれ。




それはさておき、
予算作るのに悩んで、
来年からは、
その予算のせいで毎月悩んで、
再来年も毎月目標で悩んでさ。

働いて稼ぐって大変だな。