有機栽培、オーガニック。
自然食思考は高まっていますが
あなたは自分の住む土地で育っているものを食べていますか？
その食べ物は、その土地と調和し
生き生きと育てられたものですか？
自分が暮らしている環境の中で
すくすくと成長する食物には
その土地で生きていく力がみなぎっているのです。
それを取り入れることで、その場との繋がりが出来
その土地の加護を十二分に受けられるとも言えます。
開運方など、遠く離れた場所の
気の良い食べ物を取り入れることも大切ですが
日常に必要な
生活しているその場所で生き抜いていく力を備えているのは
その土地に見合ったエネルーギーです。
たとえ劣悪な環境であっても
それに耐えられるだけの力を蓄えて
その土地に暮らす生命を支えています。
日常の食生活が大切なことはわかっていても
環境との調和が欠けていれば
薬やサプリメントが手放せない依存したままの生活。
いつもどこかに不調をかかえ続けることになりかねないのです。
草木もまともに育たない土地で
人口の光で育てられる野菜。
遠くから運ばれて来て、
馴染めない環境の中ですぐに腐敗していく食材を
ありがたくいただいている生活を続けていたら…
DNAも変化して、
何世代か後には、それなりの身体が出来上がって行くと思いますが
都心で暮らす人と地球と共生した土地に暮らす人とでは、大きな違いが出てくるのではないかと思います。
コロナのおかげで、庭やベランダで家庭菜園を始める人が増えました。
日当たりはどうですか？
風は通りますか？
やりたくてもできない環境をどう思いますか？
新鮮な食材が開運につながるのは当たり前のことですが
暮らしている場所の湿度や温度。
その土地の持つ気を受けて暮らしているのですから
その土地で生き生きと育つ食べ物があるということは
とても大切なことです。
話は少し逸れるかもしれませんが、
都会に来て体調を壊す人はたくさんいます。
耐えられずに帰っていく人も多く、
良い環境を求めて都心を離れて行く人も増えました。
しかし、今もなお、
都会に憧れ、可能性を求めて若者たちが集まり、
陽の当たらない小さな部屋で病んでいます。
ストレスを解消しに、街に繰り出したくなる気持ちよくわかります。
どこでどうやって作られたのかもわからない食べ物。
インスタント麺やジャンクフードでお腹を満たしながら
馴染めない場所に閉じ込められているのですから…
根をおろし、その土地に暮らそうと思なくても
未来を担う若者たちが
これ以上病んしまわないように
殺伐とした街にも愛を
より良くなっていくようにと共に祈りを
少しづつでもその場所で育つ食べ物が
ちゃんと得られる場所になって行くようにと
いっしょに願っていただけたら幸いです。
