親と向かい合うならば、早い方がいい | 星からのメッセージ Urha with Star

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ウルファから愛を込めて…☆・*

自分と向き合い

自分の中の感情や心の在り方に気づいた時

 

親との関係性から生じた心の痛みに気づく人も多いですね。

 

いくつになっても、親という存在に愛を求める心は残っています。

 

 

母の日も近づいています。

父親との関係も大事ですが、母親から受けた思い込みで父親を評価していることも多いので、自分の母親のことを考えてみる良い機会です。

 

 

 

両親に真の愛をそそいでもらい

伸び伸びと育ってきた人はそれほど多くありません。

 

親と向かい合うと

喧嘩や口論になるからと避けていても

向かい合ざる得ない状況に追い込まれることも多々あります。

 

しかし、高齢化し、長寿の方も増え

そのため、子の世代は年老いた親をそのままにして置けなくなるケースも増えています。

 

歳をとると、都合の悪い過去の記憶はどんどん薄れていきます。

認知症などになっていれば、全くの他人事になってしまうことも。

 

わかっていても、素直になるのはどんどん難しくなり

水戸黄門の印籠を掲げるように

「年寄りです!」と、振りかざしで逃げ切ろうとしたりもします。

 

心の柔軟性を失ったお年寄りが

過去の過ちを認めて、自分を許し

他人(この場合は子供)のいうことを認めるのは

とても苦痛をともなう大事件なのです。

 

 

無関心や過剰な愛情表現、虐待などは、負の連鎖をしています。

親も負の連鎖の鎖に囚われていて、

表に現れていなくても解放されたいと願っているはずです。

その辺りのことが理解できるだけでも、だいぶ自分が解放されます。

 

生まれてきた時代の背景。

その時代の価値観などを理解することも役に立ちます。

 

なぜ、愛を与えてもらえなかったのか

なぜ、歪んだ愛しかあらわせないのか

 

他人なら許せることが

「親」という存在であるだけで許せなくなるのは

人の性(さが)なのでしょうか。

 

向かい合うことで自分の古傷が炙り出されます。

ダメ押しのように反論されることもあるでしょう。

 

無理に向かい合う必要はないのですが

自分が求めている愛が血を分けた親から得らず

感じられないままに子供を育てている人が抱えている問題は

この負の連鎖の影響を知り、理解することだけでも

解消されることも多いのです。

 

 

今の70代は、

愛情をお金に置き換えてしまう時代に親になりました。

高度成長の波に飲まれ、競争し、比較し、

エリート意識に囚われ、学歴や成績優先の社会です。

戦後の大きな心の傷を抱えた親に育てられています。

 

親たちが凝り固まって、閉ざしてしまう前に

少しでもショックや変化に対応していけるうちに

何を伝えたいのか理解できるうちに

向かい合う機会があるならば

 

後回しにしないで、

少しずつでも向かい合ってみることをお勧めします。

 

 

 

☆・*゜☆・*゜

おまけ

 

親子の写真を探してみたら、母の日も近いせいか、妊婦さんや若い親子ばかり。みんな幸せそうな笑顔で仲良しの写真しか見つからなくて。何だか違和感感じてしまったので、あえてこの写真もアップしました。

 

写真の彼等が幸せなのか不幸なのかはわかりません。

 

理想的なビジョンばかり溢れていて、自分だけが違う世界を生きて来たように感じてしまう人多いのではないでしょうか?

 

子供の視点と親の視点。その背景に何が流れているのか。

客観的に振り返った時、その時に見えなかったものが見えてくる。