GW始まりました。

皆様はいかがお過ごしでしょうか。

今朝の大阪は暑いくらいの気候ですね、

お出かけ日和になっています。

 

うたたねでは、GW中もご注文頂いている

家具や小物の製作を行っておりますが

連休中は通常の営業時間と少し異なる日があります。

ご来店を希望される方は、事前にご予約をお願いいたします。

お電話、メールでお気軽にお問合せ下さい。

 

さてさて、少し前のことになりますが、

お休みをいただいて信楽に行ってきました。

まだ桜が見ごろだった時期で、晴天に恵まれた日。

 

信楽の陶芸の森で開催されていた「リサ・ラーソン展」を見てきました。

 

皆様ご存じかとは思いますが、

リサ・ラーソンさんはスウェーデンの陶芸家で、

残念ながら今年の3月に亡くなったということでニュースにも上がっていました。

日本では、キャラクターグッズがたくさん販売されていますので

そのデザイナーということで親しまれていますが、

今回の展覧会では、初期の作品や動物以外の作品がたくさん出品されていて

リサさんの彫刻家としての側面が

とてもよく伝わる展示になっていたと思いました。

 

人物を描いたちょっとしたスケッチや

動物たちの姿かたちを、デフォルメするセンス、

生き物を形にするというのは、平面と違って、その生き物の

体幹というか重力がかかって、ちゃんとバランスがとれていて

なおかつ活き活きとした感じが伝わるように表現できていることが

すごく大切なんだなと、改めて思いました。

芸術家、彫刻家として優れた方ですよね。

なおかつ、陶器メーカーのためにデザインしたアイテムは、

商品として魅力のある造形に落とし込まれていて、

バランス感覚が素晴らしいなあと。

 

 

モノづくりをする人にとっては、いろいろと

刺さる展示だったのではないでしょうか。

もちろん単純に、かわいい陶器が並んでいるので

見ているだけでほっこりと楽しい気分になる展示でもありました。

 

陶芸の森は、今回はじめて訪れたのですが、信楽の焼き物の展示場があったり

公園の中にも陶器の作品が点在していてとても面白い。

 

 

 

登り窯が見学できるところもあり

陶器については、それほど詳しくないので、勉強になりました。

 

 

大きな登り窯の中。近くには薪がたくさん積んであって、

火、水、木、土など自然の素材がそろってモノができていく過程

昔の人々の創意工夫がたくさん積み上がってできているんですよね。

陶芸も奥が深くて面白いです。

 

 

信楽ですから、たくさんの狸にも出会いました。

 

 

 

今回は信楽高原鉄道を利用しました。電車も楽しみの一つ

というか、電車に乗りたいから信楽に来た、と言っても過言ではないくらい。

忍者電車にテンション上がりました!

 

 

気動車でのんびりゆったり、桜を見ながら楽しいお出かけでした。

 

展覧会は5月末ごろまで信楽で開催中だそうです。

連休中は陶器祭りも開催されているようですね。

皆様も、GWのお出かけ楽しんで下さい。