長期投資と短期投資
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学校では教えてくれない 大切なお金の話vol.15
わずかな期間で数億稼いだ!ともてはやされるトレーダーもいれば、何十年にもわたり資産形成した長期投資家もいます。
誰しも値動きの大きい株式の短期売買で儲けたいと思うでしょう。しかしながら短期売買は誰かの利益の裏で、誰かが損するものであり、儲けは運・不運に左右されます。
社会的な意義は全く無く私利私欲だけにお金を使っている行為です。
これに対して、経済のゆるやかな成長の波に乗るという考えが長期投資です。
稼ぐ⇒波に乗っかる
という考えです。
19世紀以降世界では、企業家達の挑戦と努力により、企業業績と世界経済の成長を果たしてきました。このトレンドを信じて乗っかる考えが長期投資です。時間を味方にした手法です。
もっとも長期投資は万能ではありません。金融市場が混乱している時期には、不安を抱えながら、辛抱と忍耐が求められ、忍耐の先の果実を得るカギを握るのが「配当と複利効果」です。
投資での継続的に成功するためポイントは、長期で成長の波に乗ることです。
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短期投資 |
長期投資 |
利益の源泉 |
短期売買による収益 |
緩やかな企業の経済成長の持続により形成 |
特徴 |
売買益の積み上げで資産拡大 |
長期保有前提で、経済の成長に乗っかる |
メリット |
手っ取り早く稼げそうな気がする、勘での投資 |
運、不運に左右されにくい |
デメリット |
万人が、一時的に設けても、利益を出し続けることはできない |
個人の運、忍耐強くなければならない。 |