フランス革命から200年、ヴァンパイアとして現代に生き延びたルイ17世。

21世紀に入り、石油や電力に変わる新エネルギーが求められていた。

 2004年、T大学大学院のN教授は、人間の血液での発電に成功した。その電力はまだ微々たるものだが、将来的には人口臓器を動かす事が出来るようになるという。

その研究に目をつけたルイは日本を訪れ、教授と接触。自らの「特別な血」で実験を行わせた。ルイの思惑通り、わずか一滴の血液から、強力な電力を計測。新エネルギーの誕生である。