息子君のバイオリン

発表会の前から奇数ポジションの移動練習をしています
いかに移動を感じさせずなめらかに正確にスケールを弾くか


しつこく しつこく しつこく 練習しています



正しいポジションへの移動の要となるのが親指なのは皆さんご存じのこと




親指をまずはしっかりと正しいポジションに持って行くことによって
親指と向かい合うその他の指がしっかりと正しい音を押さえることが出来るのです


が、息子の場合弦を押さえる指を意識するあまり
親指がおろそかになってしまいます
時には親指がネックから完全に離れていることも


これではこの先偶数ポジションを弾く場合にも不都合が出てくる

親指の重要性をどう説明したらよいか母さん悩みました


母さんの説明は

「円を描くときにコンパスを使うよね 
 コンパスを使うとき針の部分をしっかりと紙に刺さないときれいな円が描けない

 バイオリンを弾くときの親指はコンパスの針と同じ
 正しい位置で親指がしっかりついていることによってきれいな音が出せるんだよ」


親指をコンパスの針に例えるなんて名言だと我ながらうっとりしました



息子も目を輝かせうなずきました


よしっ これならと弾いた途端 親指は置いてけぼりDASH!



あれ~ 母さんの名言はどこへ行ったのでしょうガーン