【使用構築】
●レート2000まで
メガメタグロス@
157 213 172 * 131 162
思念の頭突き/バレットパンチ/アームハンマー/冷凍パンチ
オニシズクモ@イバンの実
153 * 114 110 153 85
波乗り/ミラーコート/毒々/ねばねばネット
霊獣ランドロス@スカーフ
165 197 110 * 100 157
地震/岩雪崩/蜻蛉返り/大爆発
化身ボルトロス@格闘z
155 * 90 177 100 179
10万ボルト/めざめるパワー氷/気合玉/悪巧み
ウルガモス@炎z
161 * 85 187 126 167
火炎放射/めざめるパワー氷/身代わり/蝶の舞
カビゴン@混乱実
238 176 116 * 131 51
捨て身タックル/大爆発/地震/欠伸
●最終日
※シーズン12で使用した構築の流用
メガメタグロス@
157 213 172 * 131 162
思念の頭突き/バレットパンチ/アームハンマー/冷凍パンチ
オニシズクモ@水z
175 * 115 110 152 62
波乗り/熱湯/毒々/ねばねばネット
ポリゴン2@輝石
191 * 111 171 116 80
トライアタック/シャドーボール/めざめるパワー炎/トリックルーム
霊獣ランドロス@スカーフ
165 197 110 * 100 157
地震/岩雪崩/蜻蛉/大爆発
ウルガモス@炎z
181 * 102 182 126 135
火炎放射/めざ氷/身代わり/蝶舞
デンジュモク@電気z
181 * 111 212 91 125
10万/めざめるパワー氷/エナジーボール/蛍火
●瞬間最高レート
シーズン14最終日のPM22:00〜AM3:00までの約5時間、レート2050〜2100チャレンジの間を延々と、延々と彷徨っていました。
【イバンオニシズクモについて】
オニシズクモ@イバンの実
153 * 114 110 153 85
波乗り/ミラーコート/毒々/ねばねばネット
C-
波乗りで212-110カバルドンが高乱数で落ちる(13/16)
波乗り×2でD131メガグロスに170〜ダメージ
H-B
★下記を耐えてイバンの実が確定で発動する
A187メガミミロップの猫→恩返しを高乱数で耐える(〜157)
A197メガメタグロス、及びA200メガリザードンxの雷パンチを確定で耐える
A216メガメタグロスの思念の頭突きで13/16の確率でイバン圏内に入る
H-D
★同上
C211メガリザードンyのエアスラッシュで確定でイバンの実圏内に入る
C211メガリザードンyの大文字×2を高乱数で耐える(〜156)
C197霊獣ボルトロスの10万ボルトを高乱数で耐える(15/16)
S-
ポリゴン2、アシレーヌ、マリルリ、テッカグヤ等の60族付近を意識
下から攻撃→相手の攻撃を耐えつつイバン発動→上から攻撃というムーブを実現させることでミズZを持たせなくても対面性能を確保出来ます。
また、相手の攻撃を受けつつイバン圏内に入れることで次のターンに上から遂行出来るようになるので繰り出し性能が擬似的に向上します。
オニシズクモのような先制技を持たない低速ポケモンはHPを消耗すると腐ってしまいます。
しかし、イバンオニシズクモの場合は消耗しても上から行動出来るためねばねばネットを撒きやすく、メタグロスやボルトロスのような中速ポケモンのサポート枠として選出しやすくなります。
調整ですが、Hに252振りすると微妙にイバン圏内に入らないので、あえて耐久を下げることによりイバン圏内に入りやすいように調整しています。
【構築コンセプト】
シーズン12の使用構築(ポリクモグロス)をベースとし、
イバンの実の解禁に伴い、オニシズクモを単体でも動かしやすい上記の構成に変更。
それによりトリル枠を採用する必要がなくなったので、
より耐久が高く安定した火力を出せるHA混乱実カビゴンに変更することにより構築のパワーの底上げを図ったのが今シーズンの構築コンセプト。
このコンセプトは構築が完成した時点では成功し、人生初参加のオフである三日月杯ではベスト3という好成績を収め、シーズン中盤には2ROMレート2000達成を達成することが出来ました。
【構築の末路】
●物理受けが突破出来ない
HCトリルポリゴン2をHA混乱実カビゴンに変更したことで対面性能は向上したものの、物理受け(特にカバルドン)の突破が困難になりました。
受けポケモン(またはクッション)の採用がデフォルトである今の環境で受けを崩す力のない構築に仕上げたのは失敗でした。
●剣舞ギルガルドの増加
カビゴンの数があまりにも増えたからか、シーズン終盤では剣舞ギルガルドが激増。
また、私の構築ではギルガルド絡みの構築に対し、炎zウルガモスでギルガルドを起点にして3タテする以外に勝ち筋が存在しないのですが、物理ギルガルドの増加により対面で起点にする動きが安定しなくなりました。
●カバマンダガルド+カビレヒレの増加
●専用の受け崩し枠が通用しない
最近の受けループは愚直に受け回すだけの戦い方を完全に捨てさり、上記のポケモンを採用してきっちり受け崩し枠を対処するようになっています。
そのためあらかさまな専用対策枠で受けループを見る想定は通用しません。
シーズン終盤になるにつれこれらの構築の欠点が顕著になり段々と勝てなくなってしまったので、最終日(とその前日)にはシーズン12の構築の形に戻し、目の前を見るのを辞めたプレイングをひたすら徹底しました。
【型の解説】
カバマンダガルドに対しても、ロトムレヒレグロスに対しても、カバリザに対しても、雨にも受けループにも運ゲーパにもありとあらゆる全ての構築に対して選出します。
私に対してシャドーボールで突っ張ってくる襷テテフがあまりにも多く堪忍袋の緒が切れたので準速にしました。
準速にすることで意地っ張りグロスとの撃ち合いにも強くなり、50%の確率で最速ミミッキュを上からバレットパンチで縛れるようになります。
準速はシーズン序盤〜中盤にかけてよく刺さっていましたが、シーズン終盤は意地っ張りAS特化のメガボーマンダが激増していたので耐久に振るべきでした。
また、ギルガルドが増えた影響からか地震持ちのメガメタグロスが増えており準速にしてアームハンマーに撃ち合う想定は弱かったです。
ギルガルドの数があまりにも多いので地震を採用したかったのですが、アームハンマーを切るとナットレイやカビゴンが重くなり、冷凍パンチを切るとメガボーマンダで詰むのでどの技も切ることが出来ませんでした。
しかしメガボーマンダを見たらメガメタグロスが確定選出になっていた以上地震は採用するべきでした。今期の反省点ですね。
【イバンオニシズクモについて】で示した通り、決して扱いやすいポケモンではないものの、イバンオニシズクモは想定通りの動きが決まる場面が多く使用感は良かったです。
私の構築力が足りず上手く構築に組み込めなかったので最終盤ではミズzオニシズクモに戻しましたが、やはりパワーのあるオニシズクモのほうが強かったです。
欠伸+自爆という技構成のカビゴンは、耐久ポケモンに対して欠伸を入れて眠り+自爆ダメージ、もしくは裏のポケモンに自爆ダメージの2択を押し付ける動きが非常に強力でした。
シーズン中盤まではカビゴンで無双していましたが、カバマンダカグヤに打点のあるポリゴン2のほうが構築には合っていました。
スカーフランドロスにはカプ・コケコの一貫切りやメガリザードンやメガメタグロスの処理を任せていましたが、仮想敵の裏には浮いたポケモンや物理受けが必ず採用されており、役割を持たせて選出すると択ゲーになるという強烈なリスクを抱えています。
これが今期勝ちきれなかった最大の原因で、スカーフランドロスを採用することでしか上記ポケモンの対策が出来ない私の力量の無さを露呈する結果となりました。
【構築の末路】記載の通り、今の環境では特定の並びの対策を専用メタに頼るのは弱いと私は結論付けました。
1匹ではなくきちんと並びで対策を考えるべきでした。
今期増えていたヌオー入り受けループやカバマンダガルドカビレヒレに一貫をとるためにデンジュモクにエナジーボールを採用しましたが、受けループにデンジュモクを選出した時点でエナジーボールを持っていること前提で立ち回られるので地獄の択を制さなければなりませんでした。
化身ボルトロスはメガメタグロス、カミツルギ、意地っ張りメガボーマンダの上をとれる崩し枠としてある身内が使っているのを見て採用していましたが使用感は良かったです。
ただ、霊獣ボルトロスと性能的にあまり差がないと感じる場面が殆どだったと記憶しているのでどちらを選ぶかは好みでいいかもしれません。
【総括】
今期は2ROM体制で本気で取り組みましたが非常に残念な結果で終わりました。
今の構築でももう少し運が良かったり上振れがあればレート2100は達成出来ていたかもしれません。
しかしレート2100に乗れたところで上位争いには加わることは出来なかったのは変わりがなく、実力不足を露呈したシーズンとなりました。
私は今期で7世代とは一区切りをつけようと考えていました。
しかしまだまだプレイヤーとして穴だらけだということを思い知ったので、今後のシーズンも時間があれば前向きに挑戦していきたいです。
・仮想敵が見えた時点でメガメタグロスが確定選出となる
・電気の一貫とリザウルガの対策をスカーフ地面に頼り切る
・火力の低いクッション枠は採用しない
上記のようなクセが原因で無理な並びを専用メタに頼ることになり、受け構築全般に弱くマッチングによる相性差が激しい構築を組んでしまいがちなので、これからは根本的に構築の組み方やプレイングスタイルを見直さないと勝てませんね。