今年で25周年を迎える「わかさ生活」の社長 角谷が、従業員に話してくれる「豊かな心」になる話を毎週紹介します!

 

 

あなたにはどんな夢がありますか?

会社でリーダーになりたい。幸せな結婚がしたい。おしゃれなカフェを開店したい。など描いている夢は人それぞれだと思います。

 


では、あなたはその夢をまわりの人に伝えていますか?


「実現できないかもしれない」「いざやってみて失敗したとき恥ずかしい」と考えて、胸の内にしまい込んでいないでしょうか。
 

 

叶えたい夢は、口にしないと何も始まりません。


「こうしたいと思っている」ことは言葉にして話すことで、まわりの人は初めてその人の想い(夢)を知ります。

 

 

想いが伝われば、中には協力してあげたいという人も出てきます。

 

 

「こんな本が参考になるかもよ」「知り合いを紹介しようか」「こんな資格があるけど受けてみない」などの情報も、黙っていては集まって来ません。


わたしがこのことを強く感じた時があります。

 


お客さまと話をしている時、私はお悩みを聞くようにしていました。

 

 

その中で「歳を取るとからだの調子が悪くなり病院に行くことが増える」「いろいろな薬をもらうのだけど、種類も量も多くて困る」という声が多くありました。

 


大げさな話ではなく、「お茶碗半分ほどの量を飲まないといけない」という人もいました。

 


わたしはその悩みをどうにかしてあげられないかと、当時はインターネットもなかったのでいろんな本で調べていました。

 


調べていく中で「そうだ! お茶碗半分の成分が一粒で摂れたら、みんな喜ぶのではないか」と思いつきました。

 

 

それからは毎日のようにいくつものメーカーに電話で問い合わせをし、時には直接訪問をして話を聞きました。

 


最初はどの会社からも「そんなことは夢物語だ」「今の技術じゃ無理です」と断られました。

 

 

しかし、みんなが喜ぶと確信していたわたしは、とにかくたくさんの会社に、何度も夢を伝え続けました。

 


大量の薬に悩んでいる人がどれだけいるか。一粒にすることができたらどんなに助かるか。何度も何度も言葉にして想いを伝えました。
 

 

やがて、はじめは取りあってくれなかったメーカーが「一粒にするのは無理だけど。こういうことならできるかもしれない」「ウチではできないが、あの会社なら技術がある」というように、少しずつ協力をしてくれるようになったのです。


出発点となったのは、わたしが「夢を言葉にして伝えたこと」です。

 

 

夢を語れば、わたしのやりたいこと、わたしという人間がどういう想いを抱いているかもわかります。

 

 

何度も何度も口にすることで、次第にまわりの人たちを巻き込んでいけるのです。

 


さらに、夢を言葉にすることで、自分自身を励ますことにもなります。

 


もし、いったん夢を諦めたとしても、「あのとき言っていたやりたいことってどうなった?」と聞いてくれる人が現れて、再び自分を奮い立たせてくれるでしょう。


「実現できないかもしれない」「いざやってみて失敗したとき恥ずかしい」と考えるのではなく、素直に自分が成し遂げたい夢を口に出してみてください。

 

 

願いを叶える扉を開くために、きっと誰かが力を貸してくれるはずです。

 


あなたの人生は、またひとつ大きな一歩を踏み出すことが出来るでしょう。