今年で25周年を迎えた「わかさ生活」の社長 角谷が、従業員に話してくれる「豊かな心」になる話を毎週紹介しています!
会社を経営する上で一般的には「人・モノ・金」が大事といわれますが、わかさ生活では「人・商品・空間」という大きな三つの要素を大事にしています。
この「人・モノ(商品)・空間」の中から一つでもムダがあれば会社に大きな損害を生み出すこともあります。
それくらい、会社が常に成長し続けるためには大切な要素なのです。
「モノ」のことをわたしは「商品」としています。
会社の中で一番大切なのはお客さまにお届けする商品だと考えているからです。
なので、商品の品質は常に高品質の良いものをお届けできるように追究し続けています。
また、一般的な考えと違うのは「金」ではなく「空間」にしていること。
創業の頃、わたしは2週間に一度のペースで休みの日に社内のレイアウトを変えるようにしていたので、週明けに出社したスタッフがよく驚いていました。
レイアウトが変わることによって空気が入れ替わるだけでなく、動線など気づかなかったムダな部分を見直すことが出来るからです。
限られた空間をどう効率よく、より良くなるかと考えながら、レイアウト変更を繰り返してきました。
どうしてもムダな空間があると必要ないものをそこに置いて忘れてしまい、後々なんでこんなものがあるのかとトラブルの元になることもあります。
定期的なレイアウト変更により空間を見直しすることが大事なのです。
そうすることで、スタッフの仕事効率も上がり、会社の成長にも繋がっています。
また、「空間」と「人」に繋がる部分として、わかさ生活では縁した人を大事にしたいという想いから、WAKASAPortという登録制度も始めました。
結婚や育児、介護など色々な事情でやむを得ず退職しなければいけないスタッフがいます。
今までであれば退職したらそれで終わりの縁だったかもしれませんが、このWAKASAPortのおかげで、退職した元スタッフが現在では各々の生活環境の中でフリーランスとして、デザイナーやライターなどいろいろな仕事を一緒にしてくれています。
働き方を多様化することで諦めなければならなかったことも出来る環境へと変えることが出来るのです。
「人・商品・空間」を大切にすることで、わたしたちの会社は成長してきました。
どれか一つだけではダメです。
この三つともができていることが大事なのです。