001: みんなの日本語 第3課①単語導入 (1)
地獄の勉強会で最初に指定されたのが、みんなの日本語の第3課でした。
教案を書くときは必ず、1回80分の授業4回で課を最初から最後まで終わらせる想定で、学生は6人の設定。
私の教案はこんな感じでした。
TはTeacher、SCはStudentsChorusの略です。
ちなみに、言ってください、書いてください、見てください などの指示語は、発音(あいうえお)を教える段階で対訳を示して教え、覚えてもらってある設定です。(うちの学校はみんなこうやって指示語を教えてました。
私の教案
****************************
単語(1~36)
T :言ってください。ここ。
SC:ここ
T :ここ
SC:ここ
(各単語2回ずつSC)
****************************
※台湾のみんなの日本語は日本のものと違い、各課の前に単語リストのページがあります。
なんか超シンプルで逆にびっくりですけど!笑
先輩にいただいたコメントはこちら
****************************
単語(1~36)
→3課に出てくる場所の名詞以外でも、学生にとって使えそうなものがあれば提示していいと思います。
T :言ってください。ここ。
SC:ここ
T :ここ
SC:ここ
(各単語2回ずつSC)
→単語導入のとき、コーラスのみですか。説明はしませんか。
→会話の単語はいつ導入・説明しますか。ロールプレイのときですか?
※単語導入で発展できるものはプラスアルファで説明すると文型練習のとき例文が作りやすいです!
→6課で「わたしは売り場で~を買いました」とよく間違えるので、ここでしっかり押さえておくべき!
(例)売り場……【 】売り場
ワイン
靴 など…
****************************
単語は読んで発音の確認をすればいいってもんじゃない…ということですね!(そんなこともわからなかった)
ここには出てきませんが、前の課に出てきた似ている単語との違いなんかも単語導入の時に押さえておくといいと思います
☆100記事まで残り:99!
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教案を書くときは必ず、1回80分の授業4回で課を最初から最後まで終わらせる想定で、学生は6人の設定。
私の教案はこんな感じでした。
TはTeacher、SCはStudentsChorusの略です。
ちなみに、言ってください、書いてください、見てください などの指示語は、発音(あいうえお)を教える段階で対訳を示して教え、覚えてもらってある設定です。(うちの学校はみんなこうやって指示語を教えてました。
私の教案
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単語(1~36)
T :言ってください。ここ。
SC:ここ
T :ここ
SC:ここ
(各単語2回ずつSC)
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※台湾のみんなの日本語は日本のものと違い、各課の前に単語リストのページがあります。
なんか超シンプルで逆にびっくりですけど!笑
先輩にいただいたコメントはこちら
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単語(1~36)
→3課に出てくる場所の名詞以外でも、学生にとって使えそうなものがあれば提示していいと思います。
T :言ってください。ここ。
SC:ここ
T :ここ
SC:ここ
(各単語2回ずつSC)
→単語導入のとき、コーラスのみですか。説明はしませんか。
→会話の単語はいつ導入・説明しますか。ロールプレイのときですか?
※単語導入で発展できるものはプラスアルファで説明すると文型練習のとき例文が作りやすいです!
→6課で「わたしは売り場で~を買いました」とよく間違えるので、ここでしっかり押さえておくべき!
(例)売り場……【 】売り場
ワイン
靴 など…
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単語は読んで発音の確認をすればいいってもんじゃない…ということですね!(そんなこともわからなかった)
ここには出てきませんが、前の課に出てきた似ている単語との違いなんかも単語導入の時に押さえておくといいと思います
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地獄の勉強会
私が日本語教師デビューしたのは、台湾の日本語学校でした。
専任で、仕事の後学校に来るビジネスマンや学生を教えたり、会社に出向いて社内クラスで教えたり、週末には子どもも教えました(4歳とか!)
養成講座を修了したばかりですぐ就職したので、それこそ右も左もわからない。
教授法の授業がいかに役に立たないかを身に染みて感じました。
あれって知識にはなるけど実践にはあんまり意味ない!
どちらかというと、ある程度経験ついてからノートを見返すとためになる、という気がします。
そんなわけで私が台湾で働いた日本語学校ですが、これが素晴らしい学校でした。
なにしろ教師の質が高い。尊敬する大先輩ばかりの学校でした。
が、そんなとこに来ちゃってヤッベー!と思ったのも事実。苦笑。
さてそんな台湾の日本語学校では、毎週金曜日に研究会があります。
専任教師が全員集まって、毎回のテーマに沿って検討し合います。
あるときは文法について、あるときは授業の進め方について…相談できる場であり、一緒に試行錯誤する場でもありました。
しかし!新人教師にとってはきついんですよ!!
なぜかというと、新人が来たら研究会は「勉強会」という名前に変わり、約1か月に渡って模擬授業と教案チェックをひたすら繰り返すからなのです…!
内容は、
●みんなの日本語 3課分(どの課をやるかは先輩が決める)の教案を、各4回の授業と想定して書く
●その一部(先輩が指定した部分)の模擬授業を3回
です。
これちょっとでも日本語教師かじった人なら分かると思いますが、結構つらいです。特に右も左もわからない新人にはやばいです。(でも何年か前はみんなの日本語全課分の教案提出だったらしいし…!それと比べたら楽か…!)
模擬授業に関してはその場でコメントをいただき、教案は先輩全員がコメントを書き込みして返してくださいます。
コメント辛辣だし、考えても考えてもわからないようなこと書いてあったり…
でもこの勉強会のおかげでその後の授業が全然違うものになりました。
コメントのひとつひとつが大事な宝物で、今読み返しても勉強になります。きっと何年たっても気付かされることがあるし、勉強になるんだと思います。
そこで、その教案の一部といただいたコメントを(恥をさらすようですが笑)このブログに書いていきたいと思います。
それを読んで、新人日本語教師の方が教案を作るときに何かに気づけるきっかけになれたらいいなと思っています
専任で、仕事の後学校に来るビジネスマンや学生を教えたり、会社に出向いて社内クラスで教えたり、週末には子どもも教えました(4歳とか!)
養成講座を修了したばかりですぐ就職したので、それこそ右も左もわからない。
教授法の授業がいかに役に立たないかを身に染みて感じました。
あれって知識にはなるけど実践にはあんまり意味ない!
どちらかというと、ある程度経験ついてからノートを見返すとためになる、という気がします。
そんなわけで私が台湾で働いた日本語学校ですが、これが素晴らしい学校でした。
なにしろ教師の質が高い。尊敬する大先輩ばかりの学校でした。
が、そんなとこに来ちゃってヤッベー!と思ったのも事実。苦笑。
さてそんな台湾の日本語学校では、毎週金曜日に研究会があります。
専任教師が全員集まって、毎回のテーマに沿って検討し合います。
あるときは文法について、あるときは授業の進め方について…相談できる場であり、一緒に試行錯誤する場でもありました。
しかし!新人教師にとってはきついんですよ!!
なぜかというと、新人が来たら研究会は「勉強会」という名前に変わり、約1か月に渡って模擬授業と教案チェックをひたすら繰り返すからなのです…!
内容は、
●みんなの日本語 3課分(どの課をやるかは先輩が決める)の教案を、各4回の授業と想定して書く
●その一部(先輩が指定した部分)の模擬授業を3回
です。
これちょっとでも日本語教師かじった人なら分かると思いますが、結構つらいです。特に右も左もわからない新人にはやばいです。(でも何年か前はみんなの日本語全課分の教案提出だったらしいし…!それと比べたら楽か…!)
模擬授業に関してはその場でコメントをいただき、教案は先輩全員がコメントを書き込みして返してくださいます。
コメント辛辣だし、考えても考えてもわからないようなこと書いてあったり…
でもこの勉強会のおかげでその後の授業が全然違うものになりました。
コメントのひとつひとつが大事な宝物で、今読み返しても勉強になります。きっと何年たっても気付かされることがあるし、勉強になるんだと思います。
そこで、その教案の一部といただいたコメントを(恥をさらすようですが笑)このブログに書いていきたいと思います。
それを読んで、新人日本語教師の方が教案を作るときに何かに気づけるきっかけになれたらいいなと思っています
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日本語教師が本当に知りたいこと 100!
日本語教師になって3年。
試行錯誤しながら授業してきたけど、本当にこれでいいのかって悩むことも多く…
特に1年目、2年目のころは不安がいっぱいでした。(今でもだけど!)
そこでこのブログでは、
●新人時代の教案を公開チェック(自己チェック…恥)
●教材レビュー
●試行錯誤メモ
なんかをしていって、新人日本語教師の方々が授業について考えるきっかけになれたら、と思います。
文法を文法用語で堅く考えるのは好きじゃないんです。
そうしなきゃいけないのかな、と思う反面、そんな難しい言葉使わなきゃ考えられないのかな、と疑問にも思います。
なのでこのブログでは、モダリティがどうのとかの文法用語は使わずに、普段教案を書いてて出てくるくらいの語彙の範囲で書いていきたいと思います。
未熟な奴め、と思われるかもしれません。
もっとしっかり難しく考えやがれ、と思われるかもしれません。
でも、こういうやり方もあってもいいんじゃないか、っていうささやかな抵抗です。
若手のうちにしかできないことって山ほどあるはずだし!!
目標は、100記事!(テーマ「つれづれ」は抜いて!)
なので、タイトルにも100って入れました。
週1ペースで更新したら約2年かかりますね。笑。
ご意見、ご感想、一緒に試行錯誤してくださる方大歓迎です!
……それにしても1年目の教案ってひどい!!泣
試行錯誤しながら授業してきたけど、本当にこれでいいのかって悩むことも多く…
特に1年目、2年目のころは不安がいっぱいでした。(今でもだけど!)
そこでこのブログでは、
●新人時代の教案を公開チェック(自己チェック…恥)
●教材レビュー
●試行錯誤メモ
なんかをしていって、新人日本語教師の方々が授業について考えるきっかけになれたら、と思います。
文法を文法用語で堅く考えるのは好きじゃないんです。
そうしなきゃいけないのかな、と思う反面、そんな難しい言葉使わなきゃ考えられないのかな、と疑問にも思います。
なのでこのブログでは、モダリティがどうのとかの文法用語は使わずに、普段教案を書いてて出てくるくらいの語彙の範囲で書いていきたいと思います。
未熟な奴め、と思われるかもしれません。
もっとしっかり難しく考えやがれ、と思われるかもしれません。
でも、こういうやり方もあってもいいんじゃないか、っていうささやかな抵抗です。
若手のうちにしかできないことって山ほどあるはずだし!!
目標は、100記事!(テーマ「つれづれ」は抜いて!)
なので、タイトルにも100って入れました。
週1ペースで更新したら約2年かかりますね。笑。
ご意見、ご感想、一緒に試行錯誤してくださる方大歓迎です!
……それにしても1年目の教案ってひどい!!泣