遅ればせながら、『 是 -ZE- 』 を聴いております。

原作未読。
評判に違わず、BLの枠におさまらない名作ですね。

他の方のブログやレビューなどで、
千葉進歩さんのはんなり京都弁(?)がステキすぎるラブラブ というコメントを目にし、
とても楽しみにしつつ・・・「はんなり」ってことで線の細い感じのキャラクターなのかなーと思ってました。
(『神官は王を~』シリーズの冴紗サマっぽいイメージ) 

なよっとした弱々しいキャラってあんまり好きじゃないので、なんとなく後回しにしていたこの作品。

ああ、なんという勘違い。(ごめんなさい)

※冴紗様はなよっとしててもいいの。あれは別格w

千葉さん演じる阿沙利、ちょーーーーーーー男前じゃないっすか!
しっとりしつつも女王様で、さらっとキツイこという美人かっこいいキャラ!
イジワルなのに包容力があって、根っこは世話焼きさんで情熱的。
しかもはんなりなのに、一人称が「俺」!
意外と笑い声が豪快! (最初ちょっぴり違和感あったけど、合ってると思う)

すっごいツボだ!(≧▽≦)

もし声が千葉さんじゃなくても、阿沙利には惚れてただろうなぁ~。

千葉さんのはんなりしゃべりも、期待以上のステキさ!!
 夜中にイヤホンで聴いてるとどうにかなりそうです ((((((ノ゚⊿゚)ノネムレナイ…・

シリーズ1「雷蔵」編 track8で、近衛に
「こぉのロリコンホモが」 って冷たーーく言うの、すごいいい!
着ボイスにしたい! (それはやめとけ)

そのまえの「こーのーえーー?」も好き♪


関西弁ネイティブの人にはちょっとイントネーション?に違和感があるみたいですが、
私は関東人なんで・・・まんまと悩殺されてます。

進歩さんの武器である「上品」と「色気」のうち、色気はたっぷりですが、上品さはそれほど感じられない。
(というか、阿沙利、けっこうエゲツナイですよね・・・そこが好きなんだけど)

このゆっくりしたしゃべりで、上品さより、
強さやしたたかさ、冷たさ(そしてそこからにじみ出る優しさ)を感じさせるってすごいことですよね。
はんなりしゃべりだけでも大変だろうに、この演技力や役作り、さすがだぁ!
けっこうなスパンで演ってるのに、シリーズ通してぜんぜんブレないし。

(『是』は、登場するすべての役者さんのレベルが高くて、安心して聴けますね)


『百日の薔薇』のタキ様ともども、千葉さんキャラの中で、かなーーーーり好きなタイプです。


CD聴いた感想、お話について、別記事で語ります。
(じっくり付き合う価値のある作品ですね、これ)

ああ、原作漫画も読みたい!!