プリーズ・ミスター・ポリスマン 平川大輔×千葉進歩

ストーリー 5点/声 7点 /えちシーン 8点

2004年の作品。

大物ヤクザ×エリート刑事のカップルときいて、ハラハラ展開の男っぽいストーリーなのかと思ってたら、
甘々純愛でちょっとびっくりしました。

まあ、突っ込みどころは多々あるけど、
BLにありがちな「ファンタジー」ヤクザ・刑事ものだとわりきったほうがいいですね。
(っていうか、ヤクザ・刑事設定である必要がないので、その辺はさらっとスルーして、
雰囲気を楽しむ作品かな、と)

橘@進歩さんが、刑事とやくざという大きな壁をあっさり越えて、
いつのまにか 成湫@平川さんに惚れてる・・・という展開がちょっとわかりにくかった。

原作未読ですが、橘が刑事になった理由が成湫を探すためだった?というエピソードがあるとのことなので、
惚れてる理由があるのでしょうね。
機会があればぜひ原作を読んでみたいです。

っていうか、再会した直後から、橘、成湫のキスをたいして嫌がらず受け入れてましたもんね~(^▽^;)

+++

平川さんが大物ヤクザ攻めなのは、聞く前は「?」と思ったけど、
あま~く優しい攻めとヤクザモードのギャップが素晴らしかったです。

進歩さんも、日常?の刑事モードのときは低音男前ボイスでかっこよく、
えちシーンではすっごく色っぽくて、聴き応えがありました♪
(東大出のエリート刑事にしては、おバカだったけど・・・汗

私は、いろんな進歩さんが聴きたくてBLCD聴いてるようなとこもあるんですが、
これ、攻めの平川さんが素晴らしかった!(とくにえちシーン)

橘のことが好きで好きでたまらないという追いつめられた切なさがよく出てて、
とくにえちシーンでは、せっぱつまった声で「ゆき、キレイ・・・」と攻めてくの、かなり良かったです。

鬼畜ことば攻めでもなく、喘ぎ声&SEに任せるのでもなく、
攻めのセリフでえちシーンを盛り上げるのって、なかなか難しいと思うのですが、平川さんGJです!(笑)
(へたっぴな人がやったら笑っちゃうシーンになると思う)

薬でぽわ~っとなっちゃってる橘@進歩さんも、色っぽいったらなかった!
進歩さんの色気は安定感バツグンだなぁ~(笑)


私は、進歩さん軸でしかBLCD聴いてなくて、
平川さんは「凍る灼熱」のフリトのイジラれキャラのイメージが強く(偏っててすいません)、
こんなに上手な役者さんだったのね~と嬉しい発見でした☆
あ、『ビッグガンを持つ男』のロバートでも出てましたね(笑)

+++

あんまりストーリーにはツッコまないように・・・と思いつつ、どうしても気になったところ。
橘がさらわれて(進歩さんさらわれる役、多いな笑)、薬もられていたぶられてたところへ
成湫が助けにくるシーン。
橘、マッパですよね~(;´▽`A``
成湫が優しげに「もう大丈夫」とか言ってるけど、もっとキレていいと思う。(キャラ的に)

あと、BLで、「俺は汚れてる (by受け)」 「汚れてなんてない、きれいだ! (by攻め)」というやりとり、
好きじゃないです。いまどき、こんな陳腐なやりとり少女漫画でもないよ。
(しかも、このお話では最後までヤラれてないし)

+++


遊佐さんもところどころで、いい味だしてましたね。
キャラ的には主役ふたりより魅力的。

あと、橘の部下の刑事役の名前が「千葉」だったので、
進歩さんが「千葉!」と呼ぶたびに笑っちゃって困ったぞ!(笑)