BLCD 『凍る灼熱』 の感想です。

ストーリー 6点 (ベタな展開のわりに終始緊張感があってよかった!) /声 8点
/ えちシーン (7点)

 
キャスト

広瀬克実 : 千葉進歩
御室由孝 : 堀内賢雄

高嶋成樹 : 平川大輔
若林正宏 : 大川透

他。

凍る灼熱/イメージ・アルバム
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↑いろっぽいですねぇ~♪

2005年の作品、 原作(未読です)は、かんべあきらさん。


++++


父親の会社を守りたければと、大手取引先のミムロマテリアル重役、由孝@賢雄さん
愛人契約をむすばされてしまった克実@進歩さん

ムリヤリもので、BLにありがちな昼ドラ的設定ながら、
受け(克実)が、ただ耐えるだけじゃなく、
「この体が売り物になるというのなら、せいぜい高く買ってもらおうじゃないか」って気概を持っていたり、
ライバル会社の重役?に取りいるような強さを持ってたりするところが魅力的。

私、めめしい受けは好きじゃないんです。
せっかく(?)BLなんだから、受けも男らしくあってほしい!
なので、この克実のしたたかさというか、強さはなかなかよかった!
そして、進歩さんボイスが、ちょっと不幸を背負ってるこういうキャラにあうんですよね~ドキドキ


BGMやモノローグがとてもかっこよくて、最後までハラハラドキドキ、意外なくらい惹きこまれました。


賢雄さんの「大人の男」なかっこいい声も、そうとう素敵~♥
私、攻めの声にぽーーっとすることはあまりないのですが、賢雄さんは、さすがでした!
とくにモノローグは、色っぽくて雰囲気あった~!

平川さんは、賢雄さんをパトロンにもつピアニストの役。 
ちょっとだけ 由孝@賢雄さん との絡みもあります。

基本、受けがペット扱いされるムリヤリな関係なんですが、
「追い詰められれば飼い主にだって噛み付くってこと、思い知らせてやる!」って、
思いつめた感じとか、進歩さんの押し殺したあえぎが色っぽくてとってもステキです~~(///∇//)

由孝は克実をただのペットだと思ってて、克実はムリヤリされてるけど心までは渡さない!と思ってる、
お互い、恋愛感情的なものは微塵もないと思ってるのが、だんだん変わっていくのも、聴きどころですね。
(由孝、じつは最初から惹かれてたみたいですが)

ストーリが進んで、克実が、由孝への気持ちをちょっと自覚してしまっても、
「違う、この想いは・・・錯覚だ!」と否定するのも、凛々しくていいですね~。
そんなに簡単にホダされたりしない強気な受け、大好物です!

強気だけど耐える色っぽい進歩さんがいっぱい聴けて楽しかった!о(ж>▽<)y

賢雄さんと千葉さんの声の相性もとてもいいんですよね~♪

BL裏話で、おふたりがこの作品の生収録に挑戦されてますが、
ぜんぜんNGが出ないので、ほとんど本編と変わらなかった・・という。
他の方の生収録みたいに、「もっとこういう感じで」というディレクター?の指示で演技がかわるの聴いてみたかったです、なぁんて。


+++


この作品は、フリートークがめっちゃくちゃ面白いんですよね♪
平川さんがずっとイジられてて、笑いっぱなしでした。

「ここはフリートークという名の平川大輔をいじめるコーナーですか?!」 by ひらりん

「(収録中に)ちらちらっと千葉君の顔をみると、うっとりした顔してるんですよ」 by 賢雄さん
「すいません!それはナリケンさんで勉強しました!」 by 進歩さん

「賢雄さんの愛に目覚めちゃいました!」 by 進歩さん

すてきトークだわぁ~音譜

さいご、フェードアウトで終わるのも、素の楽屋っぽい雰囲気が聴けて珍しくて嬉しかったです。

あと・・・激しいえちシーンがある受け役だったとき、
フリトのスタートでちょっとぼぉっとしちゃってる進歩さんがカワイくて愛しいです。
(ビッグガン1のフリトとかも、すごくぽーっとしてましたよね。あれは大変な収録だったに違いないですもんねぇ)