人は死ぬとあの世へ行きます。
つまり、成仏すると言うことです。

しかし、死んでも成仏できない場合もあります。


一つは自殺です。
この世での死には、筋書通りに役目を終えて死んだ場合と自ら命を絶った場合とがあります。
前者の場合は、大概は成仏することができます。
後者の場合は、ほとんど成仏することができません。

自殺するとは、自分の書いた筋書きをリタイアすると言うことです。
筋書きをリタイアするということは、自分が自分に課した苦しみを放棄すると言うことです。
まだ消化しなければならない苦しみが残っていると、死んでもあの世から迎えが来てくれません。

死ぬと言うことは、肉体が無くなり魂の状態だけになるということです。
肉体が無くて魂の状態だけになるということを想像してみてください。
肉体は無いわけですので、疲労や眠くなると言うことはありません。
人が持つ五感はそのままありますが、肉体を介さずに心で直接に受け止めることになります。
味覚、嗅覚、触覚はまったくなくなりはしませんが、実の肉体で感じるようなものではなく虚の肉体に何かを感じると言ったぐらいです。
(夢の中の自分を想像してください。)
したがって、肉体的苦痛に耐えかねて死んだ場合は比較的楽になります。

視覚、聴覚は、はっきりしていますので、それに伴う欲望は死ぬ前と同じように出てきます。

肉体はありませんので、肉体の飢餓によって生ずる空腹は感じません。
したがって飢えるという苦しみは無くなります。
しかし、空腹でもないのに食欲がある者は辛いです。

性欲も同じことが言えます。
性欲には、肉体に悪い気が溜まり生ずるものと心そのものが生ずるものがあります。
前者は性的な苦しみは無くなりますが後者は辛いです。

物質を見たり感じたりしても、肉体が無いわけですので、この世の物質に対して何ら手出しをすることができません。
見たり感じたりしているのに、何もできないわけですので、物欲が強かった人にはとても辛いことになります。
但し、次のような例外はあります。

姿(虚)を見せる霊は時々いますが、希に、物質に対してある程度の作用をすることができる霊もいます。
これがポルターガイストと呼ばれる現象です。

自殺した霊のほとんどは、地縛霊としてその場にとどまることになります。
自殺しても守護霊はそのままついていますので、戒めとしてまた苦を与えるためにとどらまらせています。
とどまらせなくても、移動の仕方がわからないとか最後の死に場所から離れたくないなどによりとどまっていることもあります。
場合によっては、移動させられることもあります。

地縛霊の居る所に誰かが来ると何らかの迷惑を被ることがあります。
事故物件の部屋などを借りるとそれは起こりえます。
この場合、自分の存在を知ってもらおうと意思表示しているのですが、それを感知した人は大概は恐怖となります。

迷惑を被ると言いましたが、霊は自分の存在を知ってほしいとか何かを訴えているわけですので、怖がらずに付き合えば、良い方向へ向かっていきます。
場合によっては、手助けしてくれる霊もいます。
但し、怨念を持って自殺した霊は、後述の悪霊となりますのでご注意ください。

いつまでとどまっていなければならないのかというと、その霊が消化しなければならなかった苦しみがなくなるまでです。
何年から何百年という期間です。
希にその苦しみがなくなったから自殺するという筋書きの場合もありますので、この場合はすぐに迎えが来てくれます。
この場合の自殺の理由は、自己中心的なものではないです。

私が浄霊して成仏させることもあります。
このことについては、続編にて記します。

本人の筋書きには、自殺後の筋書きというのは書かれていませんので、後は上にいる者が誘導してくれます。
自殺するかしないかは、その人の筋書きの分岐点ではありますが、本人の筋書きには自殺しないと言うことが前提とされているということです。


自殺以外で死んだ場合は、上から迎えが来てくれますが、未練、怨念の強い者は、その迎えを拒否することがあります。
不慮の事故により自分が死んだことがわからない場合がありますが、この場合も自分はまだ生きているのだと思い込み成仏しないことがあります。
49日を過ぎても成仏しないと、迎えはいなくなり、霊のままこの世にとどまることになります。
守護霊はそのままついているか、別の守護霊と交代します。。

このような霊は、この世を浮遊し(浮遊させられる)、影響を及ぼします。
怨念の強い霊は、悪霊と呼ばれることになります。

未練のある霊は、自分の思いを果たせようと見込みある者を背後霊のように後押しします。
この場合の背後霊は、本当の背後霊ではありません。
本当の背後霊というのは、筋書通りになるように手助けしてくれる霊です。
守護霊と同格の能力を持った者です。

未練のある霊が心に入り込むと、その時だけその人は別人のように天才的に振る舞うことができます。
ただ、気に入らなくなると去ってしまいます。
そうなると、その人はただの人となってしまいます。
例外を除いて、本当の背後霊だとこのようなことにはなりません。

怨念のある霊は、恨み辛みを果たそうとします。
人の不幸を喜びます。
病気や怪我や不慮の事故にあったり自殺に追い込んだり犯罪をそそのかしたりします。
これに憑かれた者は、災いを被ることになります。
あるいは、加害者となり災いをもたらします。

霊によっては、先祖代々に渡って祟ることもあります。

悪霊には、身体に取り憑くものと頭(心)に取り憑くものがあります。
身体に取り憑かれると身体の不調を来します。
身体の不調は精神的な不調も招きます。
頭に取り憑かれると、精神的な病気となります。

霊に憑かれると嫌ものですが、これ全てプラス思考すれば災い転じて福となします。
取り憑いて頂いてありがとうです。
詳しくは、霊障をお読みください。


※補足1
希に死んでもその人が書いた筋書きとして、この世に役目が残っている人がいます。
この場合は、その役目が終えてから49日が期限となります。

※補足2
ポルターガイストの中には、上が操って生じているのもあります。
「霊障 4.霊動」にあるポルターガイストは、それに当たります。

※補足3
死んでも生前の肉体を虚として持ち続ける霊がいます。
このような霊がいわゆる幽霊として姿を見せることがあります。
但し、その姿は死んだときの姿となります。
それを見た者は、その姿いかんによっては恐怖におののくこととなります。
それでも姿だけで判断しないでください。
善霊か悪霊か判断して(審神して)、しかるべき対応をしてください。
自分の手に負えないと思ったら、それなりの霊能者に処置してもらうことです。
この時、高額な料金を請求されることがありますが、そのような霊能力者は除霊できたとしても成仏させるだけの力はありません。
良心的なところを探してください。
また、祓う霊よりも十分に大きな心を持っていないと浄霊することはできません。。
手に負えないときは、私に連絡ください。(無料です。)

 

 

 

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