本日リリースされました通り、今シーズンで引退する決断を致しました。

昨シーズンが終わった時に個人的な結果も踏まえて自分自身の技術の限界を感じたことといずれは終わりを迎える野球人生で区切りをつける時期を考えるようになり、葛藤しながら考え抜いた上で出した答えが最後の1年悔いを残さず全力でやりきるという事でした。
そう決意してからは2016年の不甲斐ない成績を受け止めて、同じような悔しい思いはしたくないとオフシーズンの練習では1日たりとも悔いを残さず過ごすことを決めて練習に取り組んできました。

日に日に手応えを感じつつ今年の開幕を迎える準備をしていましたが、
そういう時にかぎって膝の怪我をしてしまい結局開幕から半年間を棒に振ることになりました。
でも私は怪我をしてよかったと思っています。
怪我をしなければ見えなかった世界があり、
そこに気づくためのきっかけだったんだなと、これでよかったと心から思っています。

昨年に決意した"最後の1年を全力でやりきる"という目標は今シーズン自分自身の中で全う出来たので、
何も思い残すことなくシーズンを終えることができました。


2013年に入団してからの5年間たくさんの仲間に出会い一緒に優勝を目指して戦った日々やファンの皆さんと共に一体となって戦った日々はかけがえのない思い出となっています。
入団2年目で経験した京都フローラの初優勝は自分の中でも特別な思い出です。
その年の経験がその後の私の野球人生の基盤となりました。


たくさんの方々の支えがあり5年もの間プレーを続けられたことを心の底から感謝しています。
今後、女子プロ野球リーグのレベルはさらに上がっていき、これから先も女子選手の憧れの舞台となっていきます。
私もこれからはファンの1人として女子プロ野球リーグを見守り応援し続けたいと思っています。
5年間本当にありがとうございました。

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