魔人様の罠が多いから、リクエスト以外のドボン用のテーマカテゴリーまで作っちゃいました(笑)
なんと正座して続きを待っておられる方がいらっしゃるとのことなので慌ててUPです!(笑)←とがいいつつ偶然書けただけです。
このくらいの短さならぽちぽち書けそう??かも??
このシリーズは長さこのくらいが目安になりそうですね!
ではでは、お待たせしました!
楽しめる…かしら?(^_^;)
*****
不安な夜 3
エラーで返って来たメールを見て、蓮の中でジワリと嫌な予感が広がった。
繋がらない携帯を片手に佇んでいた蓮は、震える指で番号を押した。
しかし、聞こえたのは待ち望んだ少女の可愛らしい声ではなく、淡々と機械的に言葉を発する女性の声だった。
ーーーまさか、彼女の身に何かあったんじゃ…?!
何を話し掛けても上の空だった彼女の様子を思い出し、蓮の不安が全身を駆け巡る。
当たり前のように取れていた連絡が取れなくなったということで蓮の中で湧き上がる不安が渦を巻いた。
キョーコを思い、窓の外に目をやった蓮だったが、ちょうどその時、まばゆい閃光を放つ稲妻が走った。
そしてその後の爆音に続くように突然バケツをひっくり返したように降り始めた雨を見て、ますます不安に拍車が掛かった蓮は、キョーコが最近一人暮らしを始めた家に向けて車を走らせるため、車のキーを慌てて掴んだ。
キョーコのマンションにたどり着いた蓮は、外からキョーコの部屋を見つめたが灯りはついていなかった。
もしかしたら既に眠っているのかもしれない。
そう思いつつも、ジリジリと胸を焦がすこの不安はどこからくるものなのか?
来る途中にすれ違った救急車やパトカーのサイレンの音が妙に耳に残っていた蓮は、急いで社に連絡を取った。
真夜中の突然の電話にも関わらず、敏腕と名高いマネージャーは短いコール音で電話に出てくれた。
『蓮…?こんな時間に一体どうしたんだ?』
「社さんっ!最上さんと連絡が取れないんです!!」
『は?今日は晩御飯作りに来てくれる日だっただろ?来なかったのか?』
「いえ、来たことは来たんですけど、帰りにタクシーで帰るから送らなくていいって言われて…」
『はぁぁ?!タクシーで帰るって…お前、キョーコちゃんに何か変なことしたんじゃないだろうな?!』
「なっ!!何ですか?!変なことって…するわけないじゃないですか!!」
社の言葉に蓮が憤慨すると、社はすまんすまんと言いながら先を促した。
そんな社の態度に少しだけ冷静さを取り戻した蓮は、今の状態をしっかりと伝えた。
心配だったのでメールをしたこと、そのメールがエラーで返って来て、電話も繋がらないこと。
居ても立ってもいられず、キョーコのマンションまで様子を見に来てしまったが、部屋にいる様子がないこと。
社は蓮の言葉に怪訝な様子を浮かべながらも、こっちで調べて見るからお前はしっかり寝るようにと釘を刺されて、家に帰されたのだった。
家のベッドに潜り込んでも一睡も出来ない蓮は、朝方には寝るのを諦めベッドから身を起こすと、携帯に連絡が何も入ってないことを確かめて念のためニュース番組にテレビを合わせて仕事に行く支度を始めた。
蓮が朝食の代わりのコーヒーをキッチンで用意しているところで、携帯がけたたましい音を立てた。
慌てて携帯に手を延ばし、蓮が出ると社のいつになく緊迫した声が受話器から聞こえた。
『蓮っ!!起きてたのか?!』
「はい!起きてます!!何かわかりましたか?!」
朝の挨拶も忘れて慌てた様子のマネージャーにやはり何かあったのかと蓮の背中に冷や汗が流れた。
『あ、…いや…わかったというか…なんというか…』
歯切れの悪い社に、蓮が苛立つ。
「社さんっ?!」
『れ、蓮!とにかく、落ち着け!!…落ち着いて、聞いてくれ。』
その時、付けっぱなしにしていたテレビから『京子』という単語が聞こえた気がして、蓮は携帯を耳に当てたまま、迷わずリビングへと足を向けた。
「あ…ちょっと待って下さい社さんっ。今、テレビで京子って聞こえ…」
『お前!!今テレビついてるのか?!ダメだ!!待て!!早まるなっ!!』
「え?社さん?」
社の鬼気迫るような声に、蓮は、リビングに行く足を止めた。
しかし、目だけはしっかりとテレビ画面を映してしまった。
テレビに踊る文字が蓮の目に飛び込んだ瞬間、蓮の手から携帯が滑り落ち、床に当たり大きな音を立てた。
テレビの前に立ち尽くした蓮は微動だに出来ずただ某然とテレビ画面を見つめていた。
『うわっ!!蓮っ?!おいっ!!蓮っ?!蓮っ?!』
携帯の向こうで必死で呼び掛ける社の声も今の蓮には聞こえなかった。
「うそ…だ…。何で…?どうして…こんな…。」
蓮はうわ言のようにそう繰り返すと、壁に身体を預けズルズルとその場に座り込んだ。
「う、そだ…。あの子に限って…そんな…。何かの…間違いだろ…。そんなはず…ない…。」
ーーきっと、これは夢なんだ…。だって…こんなこと信じられる訳がない…。
考えることを放棄した蓮は、そのまま倒れこむようにして目を閉じた。
ーー今ハ 何モ 考エタクナイ…。
蓮は、どこまでも暗い闇のなかに吸い寄せられるような気分で眠りについたのだった。
《続く》
*****
やばい!!ピグのカフェにがっつりハマりそうな自分がいます!!!!
今日は少しやるつもりが一体何時間やった?!ってくらいガッツリやってしまったー!!
また最近お会いできてなかったアメンバー様たちにもお会い出来て久しぶりに幸せでした。
それにしても…これは危険すぎる…。面白い!!カフェ楽しい!!
時間がいくらあっても足らないわぁ!!
あぁぁ…これがアメーバの罠か…。
どーしましょ((((;゚Д゚)))))))
あ、お部屋にも家具出しっぱなしにしていたは、いつ置いて頂けたのか頂き物がありました!
ありがとうございます!写真は後日載せさせていただきます。
って、夏もうすぐ終わっちゃうよ~。早いですよね!!あっという間です!
メロキュン第五弾…書きかけのあるけど続きが書けてなーい!!
夏の間には無理かも…。(所長のくせに弱気ですみません。汗)
はっ!!話をこんな展開にしちゃってるのに話の内容に触れてなかった!!
キョーコバージョンの次なので蓮様バージョンでお送りしてみました!!
また書ける時間頑張って見つけます!!
ではでは、次回お会いしましょう!!
なんと正座して続きを待っておられる方がいらっしゃるとのことなので慌ててUPです!(笑)←とがいいつつ偶然書けただけです。
このくらいの短さならぽちぽち書けそう??かも??
このシリーズは長さこのくらいが目安になりそうですね!
ではでは、お待たせしました!
楽しめる…かしら?(^_^;)
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不安な夜 3
エラーで返って来たメールを見て、蓮の中でジワリと嫌な予感が広がった。
繋がらない携帯を片手に佇んでいた蓮は、震える指で番号を押した。
しかし、聞こえたのは待ち望んだ少女の可愛らしい声ではなく、淡々と機械的に言葉を発する女性の声だった。
ーーーまさか、彼女の身に何かあったんじゃ…?!
何を話し掛けても上の空だった彼女の様子を思い出し、蓮の不安が全身を駆け巡る。
当たり前のように取れていた連絡が取れなくなったということで蓮の中で湧き上がる不安が渦を巻いた。
キョーコを思い、窓の外に目をやった蓮だったが、ちょうどその時、まばゆい閃光を放つ稲妻が走った。
そしてその後の爆音に続くように突然バケツをひっくり返したように降り始めた雨を見て、ますます不安に拍車が掛かった蓮は、キョーコが最近一人暮らしを始めた家に向けて車を走らせるため、車のキーを慌てて掴んだ。
キョーコのマンションにたどり着いた蓮は、外からキョーコの部屋を見つめたが灯りはついていなかった。
もしかしたら既に眠っているのかもしれない。
そう思いつつも、ジリジリと胸を焦がすこの不安はどこからくるものなのか?
来る途中にすれ違った救急車やパトカーのサイレンの音が妙に耳に残っていた蓮は、急いで社に連絡を取った。
真夜中の突然の電話にも関わらず、敏腕と名高いマネージャーは短いコール音で電話に出てくれた。
『蓮…?こんな時間に一体どうしたんだ?』
「社さんっ!最上さんと連絡が取れないんです!!」
『は?今日は晩御飯作りに来てくれる日だっただろ?来なかったのか?』
「いえ、来たことは来たんですけど、帰りにタクシーで帰るから送らなくていいって言われて…」
『はぁぁ?!タクシーで帰るって…お前、キョーコちゃんに何か変なことしたんじゃないだろうな?!』
「なっ!!何ですか?!変なことって…するわけないじゃないですか!!」
社の言葉に蓮が憤慨すると、社はすまんすまんと言いながら先を促した。
そんな社の態度に少しだけ冷静さを取り戻した蓮は、今の状態をしっかりと伝えた。
心配だったのでメールをしたこと、そのメールがエラーで返って来て、電話も繋がらないこと。
居ても立ってもいられず、キョーコのマンションまで様子を見に来てしまったが、部屋にいる様子がないこと。
社は蓮の言葉に怪訝な様子を浮かべながらも、こっちで調べて見るからお前はしっかり寝るようにと釘を刺されて、家に帰されたのだった。
家のベッドに潜り込んでも一睡も出来ない蓮は、朝方には寝るのを諦めベッドから身を起こすと、携帯に連絡が何も入ってないことを確かめて念のためニュース番組にテレビを合わせて仕事に行く支度を始めた。
蓮が朝食の代わりのコーヒーをキッチンで用意しているところで、携帯がけたたましい音を立てた。
慌てて携帯に手を延ばし、蓮が出ると社のいつになく緊迫した声が受話器から聞こえた。
『蓮っ!!起きてたのか?!』
「はい!起きてます!!何かわかりましたか?!」
朝の挨拶も忘れて慌てた様子のマネージャーにやはり何かあったのかと蓮の背中に冷や汗が流れた。
『あ、…いや…わかったというか…なんというか…』
歯切れの悪い社に、蓮が苛立つ。
「社さんっ?!」
『れ、蓮!とにかく、落ち着け!!…落ち着いて、聞いてくれ。』
その時、付けっぱなしにしていたテレビから『京子』という単語が聞こえた気がして、蓮は携帯を耳に当てたまま、迷わずリビングへと足を向けた。
「あ…ちょっと待って下さい社さんっ。今、テレビで京子って聞こえ…」
『お前!!今テレビついてるのか?!ダメだ!!待て!!早まるなっ!!』
「え?社さん?」
社の鬼気迫るような声に、蓮は、リビングに行く足を止めた。
しかし、目だけはしっかりとテレビ画面を映してしまった。
テレビに踊る文字が蓮の目に飛び込んだ瞬間、蓮の手から携帯が滑り落ち、床に当たり大きな音を立てた。
テレビの前に立ち尽くした蓮は微動だに出来ずただ某然とテレビ画面を見つめていた。
『うわっ!!蓮っ?!おいっ!!蓮っ?!蓮っ?!』
携帯の向こうで必死で呼び掛ける社の声も今の蓮には聞こえなかった。
「うそ…だ…。何で…?どうして…こんな…。」
蓮はうわ言のようにそう繰り返すと、壁に身体を預けズルズルとその場に座り込んだ。
「う、そだ…。あの子に限って…そんな…。何かの…間違いだろ…。そんなはず…ない…。」
ーーきっと、これは夢なんだ…。だって…こんなこと信じられる訳がない…。
考えることを放棄した蓮は、そのまま倒れこむようにして目を閉じた。
ーー今ハ 何モ 考エタクナイ…。
蓮は、どこまでも暗い闇のなかに吸い寄せられるような気分で眠りについたのだった。
《続く》
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やばい!!ピグのカフェにがっつりハマりそうな自分がいます!!!!
今日は少しやるつもりが一体何時間やった?!ってくらいガッツリやってしまったー!!
また最近お会いできてなかったアメンバー様たちにもお会い出来て久しぶりに幸せでした。
それにしても…これは危険すぎる…。面白い!!カフェ楽しい!!
時間がいくらあっても足らないわぁ!!
あぁぁ…これがアメーバの罠か…。
どーしましょ((((;゚Д゚)))))))
あ、お部屋にも家具出しっぱなしにしていたは、いつ置いて頂けたのか頂き物がありました!
ありがとうございます!写真は後日載せさせていただきます。
って、夏もうすぐ終わっちゃうよ~。早いですよね!!あっという間です!
メロキュン第五弾…書きかけのあるけど続きが書けてなーい!!
夏の間には無理かも…。(所長のくせに弱気ですみません。汗)
はっ!!話をこんな展開にしちゃってるのに話の内容に触れてなかった!!
キョーコバージョンの次なので蓮様バージョンでお送りしてみました!!
また書ける時間頑張って見つけます!!
ではでは、次回お会いしましょう!!