昨日のニュースで、
『自閉症の中学生が避難所での集団生活のストレスを
得意のピアノを弾くことで何とか自分のペースを保ち
そしてその音色が被災者の心を癒している』
というものがありました。


急な環境の変化に、避難所という特殊な場所での集団生活に、果たして馴染めるのか、とお母様も不安な思いを漏らしつつも「息子にも人のために何かできることがあってよかった」と涙を流していました。


震災後、
計画停電等による生活リズムの乱れで心身のバランスを崩す知的障がい者が多いと現実を聞いて本当に衝撃でした。


被害の大きかった地域では
障害者にストレス
岩手・宮古の施設、トラブルや自傷行為も
2011年3月18日 毎日新聞


そしてようやっと救済策が・・・と思いきや
障害者、難病患者の震災救済策提言へ
民主合同会議、関係団体からヒアリング

2011年3月29日 キャリアブレイン


東日本大震災で被災した障害者や難病患者らの救済策を提言するため政調の内閣部門会議を通じ、党内の「復旧・復興特別立法チーム」(座長=中川正春衆院議員)に4月1日に提出する。
阪神淡路大震災では、救済策の立法措置までに約1か月を要したといい、今回もこれを目安に具体化を進める。


じゃあ、いつ改善するの?遅すぎない!?
困っているのは今この瞬間なのに、一刻も早く改善しなければ症状だって悪化する可能性が高いのに、目安なんていらない。可及的速やかに実施すべきでしょ!!


どうして高齢者には目がむけられたのに
障がい者、難病患者は後回しというか
ないがしろにされているというか・・・
生命を対等に扱ってくれないのだろうかむかっ

知的障がい者の記事はちらほら見かけますが
重度心身障がいの方、児童養護施設に入所している子ども・・・

まだまだ支援をうけられずにいる『弱者』はたくさんいるのではないかと思うと・・・
何と表現していいのか、言葉が見つかりません。


「社会福祉」は何も高齢者施設だけじゃありません。
知的障がい、重度心身障がい、視覚障がい、児童養護施設、母子寮、作業所・・・
障がい特性別、ニーズ別に様々なサービスや施設があります。


そういった方たちにもどうか早く援助の手が届くことを願ってやみません。