去る7月2日、弊社主催のサロン講座「メディア女子のためのメイク講座」を開催させていただきました。
これまでは、企業様からのご依頼を中心にお受けして参りましたが、お陰様でたいへん多くの方々からもご要望をいただき、このたび少人数制のプライベートレッスンが実現いたしました。
今回は、フリーアナウンサーや書道家、雑誌の編集者やセミナー講師など、普段から人前に出てお仕事をされている、いわゆる「メディア女子」の皆様が対象のメイクレッスン。元々意識の高い、お美しい方たちばかりでしたが、毎回お仕事のたびにヘアメイクさんが付くとは限らないとのことで、プロ直伝のセルフメイク術を大いに学んでいただきながら、今まで以上に「カメラ映え」「メディア“ウケ”」するセルフプロデュース力を手に入れていただこうと、スペシャルプログラムをご用意させていただきました。しかも、食前酒付きの豪華ランチコースと、フォトカウンセリング&写真撮影付きという大盤振る舞い(笑)。ご参加下さった皆様は、束の間のシンデレラタイムを大いに楽しんで下さっているご様子でした。


講師は、弊社所属のメイクアップアーティスト、安並幸江。彼女とは、長年に渡りユニットを組み、「メイクと写真の力で一人でも多くの女性たちをハッピーにしたい!」との思いから、「百花プロジェクト」をスタート。二人で全国の働く女性たちを撮影 させていただいております。安並は元々美容師の出身。人気ヘアサロンでスタイリストを経験したのち、プロのヘアメイクアップアーティストとして独立。その後、大手メイクスクールの「講師」として、プロのヘアメイクアップアーティストたちを数多く輩出して来ました。「人相学」を取り入れた、骨格をコントロールするというヤスナミ式メソッドには定評があり、人気モデルや有名タレントたちからも信頼の厚いアーティストです。現在、ファッションショーや雑誌、TVCMなど数多くの現場でも活躍中で、私が最も信頼を寄せている大切なパートナーの一人です。


私たちは日頃より、写真とメイクを通じて「百花フォトブランディング 」の大切さをお訴えさせていただいております。自分を「どう見せたいか」ということももちろん大切ですが、それ以上に「自分自身はどうありたいのか」ということの方が、もっと大切なのではないかと――。「外見は、その人の一番外側の中身」と言った人がいましたが、本当にその通りなのかも知れません。特に40代以降は、自分の生き方がそっくりのまま「見た目」にも表れて来る時期。エイジングを味方に付けるには、まず自分に自信を持つこと。自分を心から愛おしむこと。そして、人のために行動を起こせること。そんな素敵な女性が一人でも多く増えるお手伝いがしたくて、この仕事を続けているような気がします。あなたにしか咲かせられないお花がきっとあるはず。そんなお花を咲かせるお手伝いがしたくて、私達は「百花」を続けています。たった一枚の写真が、あなたの運命を変えるかも知れません。そう――今度は、あなたの番です。

以下、今回のメディアメイク講座にて撮影させていただいたお写真です。ご本人様たちからも掲載許可をいただいておりますので、一部代表の方たちの分だけご紹介させていただきますね。







3年前の過去ログにも、「自分を愛する力」と題して、こんな記事を書いていました。再掲しますので、よかったらご一読下さい。
「自分を愛する力」
私は女性のポートレイトを撮影させていただくたびに、「女の人ってプリズムみたいだなぁ」と感心しています。どんな女性の中にも多面的な美しさが潜んでいて、様々な光を反射させながら、自らをイキイキと発光させて行くことができるのですから。そう、「きっかけ」さえあれば、女性は誰もが自分の美しさに目覚めることができるのです。

私は今まで、数々の現場でその事実を目の当たりにしてきました。初めは恥ずかしそうにうつむいていた女性でも、ひとたび羞恥心の殻を破ると、プロのモデルさん顔負けの美しい表情に生まれ変わります→ 昔から「視線に磨かれる」という言葉もありますが、まさに“美人”になりたければ「写真を撮られる」ことが一番の早道かも知れません。これはあくまでも私の持論ですが、エステやダイエットもいいけれど、美の即効性という意味では「写真」が断トツです。写真を撮られると、イヤでも自分自身の“癖”と向き合うことになります。プロカメラマンから姿勢などを指摘されれば、おのずと背筋が伸びるでしょうし、「キレイだね」「かわいいね」と褒められれば、毛穴もキュっと引き締まり、笑顔も洗練されていくことでしょう。要は適度な緊張感と、すっかり「その気」になれる素直さが美の秘訣ということでしょうか。

私は女性にはぜひ、「自分を愛する力」を持ってほしいと思っています。もちろんそれはナルシストとは違います。自己肯定力が歪んでいると、どうしてもつまらない「自己嫌悪感」に振り回されたり、醜い「嫉妬心」に繋がりかねません。自分を愛する力、自分を信じる力を持っている女性は常に前向きで、自分の中に「幸福になる引力」を持つことができます。「百花」のフォトブランディング は、そのキッカケ作りに他なりませんが、彼女たちの個性を切り取り、引き出し、気づかせて行くというプロセスは、プレッシャーもハンパではありませんが、最高にエキサイティングな仕事の現場です。私の撮影させていただいた写真を通じて、「自分のことがもっと好きになった!」と言っていただけたら、これ以上幸せなことはありません。私は今、自分が輝くこと以上に、人を輝かせることが楽しくて仕方がありません。まるで、ダイヤモンドの加工職人にでもなったような気分(笑)。これからも写真を通じて、多くの“ダイヤモンドの原石”を磨いていくお手伝いがしていけたらと願っています。