いろいろな説明を省いて、結論から言いますと、
腰痛や肩こり、首痛の原因は、
筋肉が硬く縮む事(ロック)によっておこっている事が多いです。
筋肉が硬く縮むとなぜ痛みが生じるのかという話は別の機会にお話しするとして、
今回は、「なぜ筋肉は硬く縮むのか」という話をしたいと思います。
ところで、皆さんは
筋肉はなぜ硬く縮むと思いますか?
そうですね、その前にもう一つ別の質問をしてみましょうか。
筋肉が硬くなっているのは、異常な事でしょうか、それとも正常な仕組みでそうなっているのでしょうか。
この質問をしている段階で、どっちが答えか想像出来てしまいますよね(笑)
そうです。筋肉は正常な仕組みで硬くロックしている訳です。
では、正常な仕組みで筋肉が硬くなっているのであれば、
硬くなる理由がちゃんとあるはずです。
筋肉って何のために硬くなっているのでしょうか?
実は治療家さんでも、「筋肉は何のために硬くなっているのか」という事を
あまり考えずに施術をしている方が多いです。
運動などをあまりしないので、使わないから??
運動をしすぎて、負荷をかけすぎたから??
などなど…
いろいろな答えが思い浮かぶと思うのですが、
これらの答えは、まだ十分ではありません。
「では、なぜ負荷をかけすぎたら硬くなるのでしょう?」
って質問が出来ますよね。
恐らく、皆さんの思いつかれた答えも、
筋肉が硬くなる事例の一つで、根本的な理由にはなっていないのではないでしょうか。
答えを言いますと、
筋肉は筋肉そのもの、あるいは骨など、体を守るために
シートベルトのようにロックする仕組みがあるのです。
つまり、守るために硬くなっている訳なんです。
車などで後続車に追突されたとしても、
首の骨がポッキリ折れる事なく、
むち打ちで済んでいるのも、
筋肉が硬くなる仕組みがあるからなんですね。
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