1999年に就職活動をした人たちへ。


あなたは悲しき運命を背負った同志である。


大学なら4年生(私は関西の大学のため4回生)、高校卒業後に社会に出たなら高校3年だった人たちです。


有効求人倍率はなんと0.48倍…

ちなみに就職氷河期とはバブル経済崩壊後の1993年から2005年頃までを指します。


そのなかでも最も悲惨だったのが1999年。


0.48倍とは2人でやっと1社決まるかどうか。

コロナでもリーマンショックのときでもこんなことはありませんでした。


私もご多分に漏れず1999年は全敗。

一社も決まらずに卒業してしまいます。


帰郷後、5月になる前に写真現像所の交代勤務の社員としてどうにか社会に出ることが出来ました。


この世代にはこんな話はゴロゴロあります。


その後も派遣法の改正、昭和の価値観がまかり通りパワハラやセクハラなど当たり前。

転職もまだ珍しい時代。

少しでも後ろ向きな態度を取れば「お前の代わりなどいくらでもいる」と呪いをかけられる。


有給?そんなものは幻です。


で、今日は何が言いたいの?


はい、そんな若かった私たちももう47.8歳になります。


もうそろそろ自虐、自己否定はやめませんか?

成長などとマゾヒズム発揮して無理するのやめませんか?


そんなことしたら、成長できない!


しなくても良いよ。


どうしてもまだ成長とか言うなら「自分を認めたうえで」目指そう。


自己否定を原動力にするのはやめよう。


私はそうします。


そんな余裕がない、その日暮らし、病気で働けない、親の介護が、子どもが、、みんな十分過ぎるほどやってます。


貴方は今のままで十分素晴らしい。


私は運に恵まれなんとか生き延びました。

それなりに苦労しましたがもっと辛い人もいくらでもいる。


1999年に就職を失敗した私からは以上です。