今日は水戸へ梅観賞の小旅行に行くはずでしたが、
雨のため銀座での映画鑑賞に変更
気になっていた、
「父後七日(父の初七日)」を見に行きました
台湾のお葬式は、
幼少の頃の私にとっては割りと身近なものでした。
初めて見た時はお祭りかと思ったけど、
授業中外から聞こえるラッパや銅鑼の音だったり、
時にはプロの歌手がトラックの荷台で歌ってて、
動くコンサートみたいになってたり。
ある日、友達の家までのいつもの空き地に
プレハブが建ち始め、
馬もが揃った盛大なお葬式が執り行われてたこともあったっけ。
この映画は、
台湾の片田舎で
ある家庭の父親が亡くなってから
お葬式までの7日間をおった
ヒューマンドラマ。
とっっても空気感がよくて、
ナチュラルで押し付けがましくなく(題材が題材だけに…)、
良い映画でした
スクリーンに映し出される
田舎町の屋台や家、農園など
どのシーンも何気なくて淡々としているのに、
心に残るというか、
この映画を構成する全部が大事なシーン!
って感じがします。
役者さんも皆さん、
すっごくいい味出されてました
これまで銀幕で活躍されてきた方というよりも
別ジャンルでやってきてらっしゃる方が多いみたいです。
ぜひ台湾好きの方には
見ていただきたいと思った映画でした★