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相馬市、南相馬市訪問

3月27日、福島県相馬市、南相馬市を視察しました。

昔からリハビリや介護予防でお世話になっていた、立谷清秀・相馬市長。
3月24日のエッセー「ろう城」は相馬地域の現状を紹介し、災害に立ち向かう力強い決意。ぜひご覧いただきたく思います。

町があったはず。防波堤は崩壊し、想像を絶しています。

屋内退避で、町はまったく機能していません。
南相馬市の桜井勝延市長は、市民の命を最優先し、避難所を最小限にと。
南相馬市立病院の理学療法士が避難所のリハビリ支援をしています。

山口の同期である理学療法士の渡部氏の実家、渡部有機農園さん。
おいしい有機米、なんとか作り続けたい。作付け準備はタイムリミット。

いわき市訪問

3月26日、福島県いわき市を訪問、医療関係者の方々と会い医療・介護の現状を伺い、避難所の状況を視察しました。

いわき市医師会の木田光一会長（左）、長谷川徳男副会長（右）。
医療提供体制が崩壊、緊急支援もまだまだ必要。

いわき市薬剤師会の長谷川祐一会長（右）、薬剤師の西川哲郎氏（左）。
チーム医療の先頭に立つ友人の長谷川会長、全国各地からの支援チームに感謝。

ときわ会グループの新村浩明医師、常盤峻士理事長、佐藤隆治事務局長。
常盤先生は福島県医師会常任理事、孤軍奮闘、寝ずの医療には使命感で溢れていました。

津波の巨大なエネルギーに打ち上げられた船（小名浜港）

農林水産大臣・厚生労働大臣への要請

3月25日、JA福島五連の庄條徳一会長、大橋信夫副会長、JAふたばの志賀秀榮代表理事組合長、JA福島中央会の野口裕樹農業対策部次長より農林水産大臣、厚生労働大臣に対して要請があり、原発事故による出荷停止や風評被害に対する補償・支援などを求めました。

農林水産大臣室にて

厚生労働大臣室にて

さいたまスーパーアリーナ（双葉町）訪問

3月24日、民主党福島県連災害対策本部長の増子輝彦参議院議員と共に、福島第一原子力発電所の放射能漏れにより双葉郡双葉町が集団避難しているさいたまスーパーアリーナを訪問しました。井戸川克隆町長と会談し、避難している方々のお話を伺いました。

さいたまスーパーアリーナにて

民主党厚生労働部門会議

3月24日、山口和之代議士は民主党厚生労働部門会議に出席しました。民主党の「東北関東大震災復旧・復興特別立法チーム」は、阪神・淡路大震災時の対応を踏まえた特別立法の論点整理をしており、厚生労働分野における特別法の課題などについての意見交換が行われました。

3月23日、山口和之代議士は、福島県安達地方市町村会の三保恵一・二本松市長、浅和定次・大玉村長、高松義行・本宮市長、斎藤道雄・みちのく安達農業協同組合長名での「福島原子力発電所事故による農産物の出荷停止並びに風評被害に対する補償に関する緊急要請」提出のため、増子輝彦参議院議員、石原洋三郎衆議院議員、太田和美衆議院議員と共に細川律夫厚生労働大臣、鹿野道彦農林水産大臣を訪ねました。

以下、緊急要請の内容です。
1.農畜産物の出荷停止及び風評被害により被害を受けている生産者並びに関連事業者に対し、速やかに補償条件等を明示し、今後の再生産活動・事業活動に支障がない、十分な補償、支援を実施すること。
2.生産した農畜産物の販売に相当する補償をすること。
3.暫定基準値を超える農産物が検出された場合に、県単位で出荷制限するのではなく、科学的根拠を基にした地域別の出荷制限とすること。
4.農産物の検査基準と
5.国民が安心して農産物を購入できるよう情報伝達を徹底すること。
6.国民が安心して生活でき、農業生産活動が継続できるよう、大気測定、水道水・河川などの水質検査、土壌検査を実施すること。
7.今後の米や野菜などの作付けに対する農家の不安を解消するため、国として早急に指針を示すとともに、放射線の影響範囲にある農地については、作付けしなくても補償の対象とするよう手立てを講じること。