熊本地震から2年が経ちました

熊本も多くの方の支えがあって
復興に向かってます

本当に有難うございます

地震を通じて私自身の価値観も
大きく変わりました

今日は少し真面目に
私自身の震災前後の
価値観の変化について書きます



地震前の私の価値観
「何かを買うのにお金を払う」

「助けられたら有難うを言う」

何かを「得たら」対価を「払う」
今の日本において、この「交換の概念」は
当然のこととなっています

まさにGive & Takeです

地震を経験する前までは
私もそれは当たり前と思っていました


「Give & Take」の罠

しかし、その「Give & Take」の
考え方には大きな罠があります

Give & Takeが「当たり前」と
考えてしまったあなた
すでに罠にかかってしまっています

私もそうでしたが、、

先に述べておきますが
「Give & Take」が
悪いわけではないんですよ(^^;)

「有難う」の対義語は「当たり前」です

つまり
Give & Takeが当たり前と考えてしまったら
「Take」に対して感謝をしなくなります

しかし
あまりにも「交換の概念」が
有り触れてしまった日本において
「Give & Takeは当たり前」だと
つい錯覚してしまうのです

そんな罠にハマってしまうと
自分の喜びが
相手の行動で決められてしまう
悲しい生き方になるかも、、



考え方で喜びや行動は大きく変わる
震災後水道が止まって各地で
不足となりました

ここで3つの考え方での行動の違いを
紹介しますのでイメージしてください
水を与える(giveする)という行動は全て同じです

《Give & Giveの考え方の人》
無料で水道を解放し
喜んで貰えた、役に立てたと実感しただけで
喜び、満足します

《Give & Takeの人》
無料で水道を解放し
その後に自分の行動を賞賛してもらって
喜び、満足します

《Take & Giveの人》
水を高く販売して
お金を儲かったことで
喜び、満足します


皆さんはどのタイプの人と
長く付き合いたいですか?

どの人から水を受け取りたいですか?

震災後の自分の価値観
私は震災の時にあまり大きな被害は
ありませんでした
その分私ができる限りだけど
「誰かの役に立ちたい」
単純にそう思ったわけです

人が本当に困ってる姿を目の当たりにして
その時に「Take」のことなんて
考えてられない

ただ単純に
「目の前の人を助けたい」
という素直な思いでした



大切なのは「行動の意義付」
「助かったならそれでよかった」
「役に立てたならよかった」
自分に意義付があれば
何の不満も生まれない

先ほど述べた3つの考え方で
意義付が自分自身にあるものは
Give & Giveだけです

役に立ったと自分が思えば
それで満足するんです

Give & Take や Take & Giveの人は
相手の行動が自分の思い通りにいかないと
不満になります

賞賛してくれなかったら
「何だよ、こっちはこれだけやってんのに」

水を買って貰えないと
「何だよ、水を売ってやってんのに」

行動の意義付が相手にあると
相手がそういう行動をしないと
不満になってしまうのです


しかし
他人の行動なんて
こちらが決めれることじゃないんです

人の行動によって
自分の幸福度を変えられるよりも

自分がやりたいことやって
満足してる方が
私はHappyだと思います


ただし!!
そのGive & Giveの思いを
上手く利用しようとする人もいます

そういう人は決まって
Take & Giveで行動してます

すぐ分かります

「あ、この人Take &Giveの人だ」
って本当に分かりやすいです

なので
Take & Giveの人とは
距離を置きながら

Give & Giveの人と
付き合っていけば
"結果的に" Give & Takeという
お互いに与え合う
本来の姿が生まれるんだと思います


今日も
Give & Give & Give
(^^)

はしもとやすたか

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