今年8回目、約二ヶ月ぶりのアイドル観覧へ、7月以来のIVOLVEワンマンに行ってきました。
 
 
 
一年前にもここ渋谷WWWでワンマンを行っています。
そのときのブログはこちら

一年前のワンマンから1か月でメンバーが一人欠け、このワンマン数週間前にメンバーが一人欠けるという、なかなかうまく歯車が噛み合わないようなモヤモヤを外野から私は感じていました。
 
このワンマンは今年7月にVISIONで3rdワンマンを行った時に発表され、「あと3か月しかないけど去年のリベンジができる!」って当初は意気込んでいましたが、メンバー脱退もありリベンジというよりはリスタートの色が強くなったのではないでしょうか。
 
 
三人になってから私はこの日初めて見ることになりましたが、メンバーはすごく前向きにこの日に向かっていたのを感じたこともあり私もマイナス感情はほとんどなく、用事を終えて渋谷へ向かいました。
 
最近Twitterはほとんど見ていないので、仕入れた事前情報はこの日初披露される新曲が一部公開されたことぐらい。サビの入りがV6のMusic for the peopleを思い出したのは私だけだろうか…(調べたら24年前の曲(1995)だったw)
 
チケットはいつも遅めに買う(行けるか直前までわからないため)ことが多いが、今回に関してはなぜか最初の抽選で買っていた。
 
 
 
 
 
 
予想より良い位置で見ることができました。始めは三段目が封鎖されていたが、開演五分ぐらい前に解放されました。このこともあり、余裕を持ったポジショニングがとれたが、やはり当初の目的である「WWWを埋める」という目標は難しかったようです。
 
 
 
定刻に開演。
 
全編を通じて、全体的にオケの音が結構大きめだったように感じました。スピーカー近くにいなかったのに結構耳に衝撃が来たような気がします(最近ライブハウスに行ってないのもたぶんある)。これはメンバーがどう感じていたかは分かりませんが、メンバーもたまに歌いにくそうにしていたように感じました。最初は緊張しているのかなと思ったのですが、何回かそういう場面があったのでこれまでと違う感覚があったんだと思います。
 
 
早いうちに「Todo,No,Two,Mary」や「Sunny Summer Magic」を組み込んだのは、まず楽しい雰囲気を作ろうという意図ですかね。盛り上がる曲というより、あったら嬉しい好きな曲(伝われ)みたいなのが前半に集まっていたような気がします。
 
始めはやや表情が固い印象を受けましたが、あやみちゃんはとにかく終始ニコニコしていて、あやみちゃんは良い意味で変わらずいてくれる良心だなと思いました(感想が親戚のおじさん)。
 
 
個人的に前半一番印象に残った曲は「Parallel」です。ここまでのダンスという点においては、これまで以上に気合いを入れて、揃ってるかどうかということではなく自分を大きく表現するということに主眼を置いていたように見えましたが、それがこの曲では顕著に表れたと思います。また、落ちサビのAYAMIちゃんの歌い方というか、エコーがかかったようないつもと違うなと思ってみていました(そんなに見ているわけじゃないのにね)。
 
 
 
ARISU「この夏みんなで作り上げた曲でみんなで夏始めませんかー?」
ヲタク「ウェーイ!」
AYAMI「ねぇ、もう夏終わっとらん?」
ARISU「もう一回夏を感じよう!ってことやん?」
AYAMI「あっそういうことかさっき言ったの忘れて~」
 
 
ただしARISU氏が良いテンションで曲振りをしないとPAさんが曲を流さないらしく1回目はNG。
 
ARISU「えーみんなの力貸して!」
MIKU「ありす、皮破りなよ」
AYAMI「バナナ~」
 
なんやこれw(2回目で無事MaMoNoが流れました)
 
ここから盛り上がる曲が一気にきてフロアの熱量も加速しましたね。メンバーは今できることを必死に、でも楽しく笑顔でライブを作り上げてくれました。
 

盛り上がり部分が終わり、来てくれた人への感謝を込めた「Thanx a lot!」「何万回のリメンバー」、MCを挟んで脱退メンバーが主に歌っていた「Wannabe」「One」という、最後に山を持ってきたなというセトリ。

歌唱力という点ではどうしても見劣りしてしまう部分がありますが、三人の気持ちでそれをカバーしあい、ゼロからのスタートに挑んでいました。ちゃんみくさん泣いてましたよね?←


 IVOLVEコールによるアンコールにより再度登場したメンバー(いやTシャツに着替えないんかいw)、まずは挨拶。
 
メンバー挨拶では、口々に「いろいろあったけど前を向いてきて良かった。来てくれた人ともっとたくさんの景色を見たい」と言っていました。
また、三人に共通した想いとして、単純ではあるが「売れたい、有名になりたい」という気持ちは一致しているらしいです。
あやみちゃんからは、「一度ステージから降りた私たちがまたこうしてステージに戻って、色々あってもこうして続けようとしているのは、自分たちが続けたいという気持ちがあったのはあるけど、それ以上にこうして応援してくれる人がいるからだとこの期間強く思いました」という言葉がありました。

急遽脱退という向かい風に対して、今日どれぐらい集客があるか不透明な中、メンバーも不安だったんじゃないかなということが垣間見れる挨拶だったのではないでしょうか。

 
そのあとは事前に告知していた新曲トライアドのことを話し始める。トライアドとは三本柱、三和音などの意味を持つ言葉で、とにかく「今の自分たちを表現している曲で、これからとても大事になる曲になると思う」ということを強調していました。

AYAMI「昨日Twitterで少し見せたけど見た人ー?」
挙手チラホラ
AYAMI「全然おらんやん、なぁみんな見たやろ?恥ずかしがり屋なんやからー」
(なぜか突き飛ばされるちゃんみく)
 

 

私は歌詞を聴いて「生存の意味」という表現がアイドルが歌う曲としてあまりない表現だなという印象が残りました。曲終わりにあのあやみちゃんが涙ぐむほど気持ちのこもった一曲でした。

 

 
結局新曲含む持ち曲全て21曲をやりきったIVOLVEさん、パートや振りが変わったにも関わらずここまでやってくれたのは本当に脱帽ものだし、気迫溢れる良いステージだったと思います。


<セットリスト>
~SE
01 シーソーグッバイ
02 Todo,No,Two,Mary
03 Sunny Summer Magic
04 Hit The enemy
~MC
05 ロストパラダイス
06 Humanoid Human
07 Symphonic irony
08 Nexus
09 Live for this time
10 Parallel
~MC
11 MaMoNo
12 哀ニハ哀デ
13 テンプラ
14 Discovery
15 的なEasy
16 ハイフライフロウ
~MC
17 Thanx a lot!
18 何万回のリメンバー
~MC
19 Wannabe
20 One
~アンコール
~MC
21 トライアド(新曲)
 

 

 






 



ワンマンライブ特有の発表らしい発表やサプライズはなかったのは、こういう状況だからだと思います。
新メンバーがいつか入るのかそもそも入るのか、詳しくはわかりませんが腐らず前を向いて息の長いグループになっていってほしいなと思います。
 

この日IVOLVEを初めて見た人は伝わらない部分もあったかもしれませんが、メンバーの変遷などを見てきた人たちにとっては推しがいるいないに関わらず何か感じるものがあったのではないかと思います。

このワンマンをきっかけに、さらに高く飛ぶために前を向いて進んでいってほしいなと思いました。その姿を見て私も頑張ります!

IVOLVEそこまで見ているわけではないので、熱心な方々とは印象が異なるかもしれませんが、読んでいただきありがとうございました!