前回までの俺達〜
「てめえっ!フジーコ!フジコフジコ、フージコ!」
と次に何かあったら離婚届をすぐ出せるようにサインしろと話にならい妻、対して仲直りしてHでもしたい俺氏・・・情けない・・・
30分以上、書けだ書かないだの押し問答。
今思えば・・・俺は馬鹿だなぁ。
悪意のトラップ離婚届 〜中編〜
思い出して欲しい。大分前に書いたがこの時の俺は追い込まれすぎてウツを発症しているということを…
俺はこの時でさえ、なんとか妻との関係を修復したいと思っていた。
だからこそ考え抜いて導き出した答えこそが、「妻の強すぎる気の強さやプライドを傷つけない」である。
妻は明らかに、明らか過ぎるほどに、清々しく明らか過ぎるほどに、自分が悪いって時でも自ら謝ったりはしない。
これに対し俺が正論で正そうとする、まあ当たり前の事なんだけどこれがもうNGなんだなと。
妻と上手く付き合っていきたいなら、妻が間違ってようと決して怒らない、怒ってはいけない、せめて宥めるくらいしかしちゃいけないのだ。
それは11年経って分かったことだ。
妻も始めっからキチガイではなかった。歳を重ねるごとに、出産をするごとに、どんどんとキチガイになっていったのだ。
この考えを妻に傷つけないように、綺麗に優しく伝えたのだがこの有様だ。
「信用できない!誠意として離婚届にサインしろ!」
もうこいつ本当に日本人かよwww
俺は仲直りしてさ、仲良くHでもしてさ、仲良く過ごそうよと提案してみる。
すると妻はなにか閃いたのだろう。俺は許してくれたとしか思わなかったが。
妻は「じゃああんたの言う通り仲直りしてHもするから離婚届にサインして。別に出すわけじゃないんだし誠意なんだから書きなさいよ!」
俺は離婚なんてする気がないから無意味で無駄で不快で仕方なかったんだが収めるにはこれしかないんだなとしぶしぶサインをした。
約束した通り仲直りして夜も過ごした。
俺はこんなのが誠意とは思えないが、それを妻が誠意として受け止め納得したんならまあいいかと。
久しぶりに仲良く過ごした。
やっと仲直り出来たんだ…よかった…
今日からは決めたルールのもと妻とやっていこう…
仲直り出来た。そんなつもりでいた冬。
後編へ続く…