能登半島地震に際し被災された地域の皆様に心よりお見舞い申し上げます
新年を祝うこの日に よもやこのような大震災があるとは夢にも思わず
1日も早く安全と平穏な日常に戻られるよう
心よりお祈りいたします
新潟にすんでいる夫の親戚から連絡をいただきました。
毎年送ってくれる日本海の新鮮で美味しいもずくを送ってくれるその叔父さんも被災にあったようです
幸い怪我はなかったようです。
地震さえなかったなら、いつものお正月、いつもの家族親戚団欒。
心温まる日に突如訪れる災害に
私たちはどうすることもできず、自然災害に私たちはいかに無力であるかを思い知らされます。
当たり前の毎日がいかにありがたいものなのか
特に平和なこの国で暮らしているといつしか
鈍感になっていっているのだと感じます。
昨年、租税教室の講師をさせていただきました。
YouTube動画でも税金全般のことをお話しさせていただきました。
税金といういうコンテンツを知っていただくために
消費税に焦点をあてました。
消費税を始め、税率はより多くの人を対象に「実質的に」年々あがってます。
特に消費税は逆進性の問題もあり,消費税中心に日本の税金問題はクローズアップされ、国会では野党議員により非難が集中されています。
このような消費税問題を租税教室でも話しましたが、やはり昨年より始まったインボイス制度のこともあり、納税者の方の租税納税に対する姿勢は厳しいのだと感じることは多々あります。
しかし、このような災害が起こったとき、
政府は被災地に向けて早急に支援物資等の対処をしており、その機動力は諸外国と比べてもかなり優れています。
近年日本がGDPが、最低賃金が、OECD国の中でどんどん下がっているにも関わらず、です。
東日本大震災があったとき、このような有事のときにも日本人は支援物資等を受け取る時にはトラブルもなくみんなが争わずきちんと並んで受け取っていることに対して日本人の国民性を賞賛される記事があったことは記憶に新しいことです。
海外ではこうはいかない、と。
しかし、このようなことができるのも
ただ単に我々の国民性だけでなく、全ての人に支援物資等がら届けられる安全性が確保されていること、モノが確実にと届く、政府への信頼性があってこそなのでしょう。
これらが実現するのはもちろん国民性もさることながら税金で実現しているシステムあってこそ、と思います。
財産や安全は誰にも当たり前のように与えられるものではないのです。
しかしながら、我が国税金そのもののあり方や徴収方法など批判や議論は尽きないと思います。
「日本は恵まれてるなあ」ってだけで済まされられるでしょうか。
この社会で生きていくためには利益を享受するだけではなく、ルールに則って納めること
この姿勢無くしては今の当たり前の毎日は実現不可能です。
新年明けましておめでとうどころではなくなりましたが、いつもに増して
当たり前のありがたさを実感する年のなりました。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。