アメリカの臨床心理学者アルバート・エリスは、こう言います。

人間がネガティブになる。不健全なほど自己破壊的になってしまう原因には3つの思い込みがある。


1.成功しないと周りの人に認めてもらえない気がする

2.人間は正しいことをすべきだ

3.人生は安全で安心であるべきだ 




1.成功しないと周りの人に認めてもらえない気がする

成功しないと認めてもらえない、成功しない自分は駄目なんだとネガティブになってしまう。

成功すれば認めてくれる人が多いのも事実でしょう。

しかし、成功しなければ認められないわけではないですからね。

成功=幸せ でもないです。

成功しなくても認めてくれる人はいます。



2.人間は正しいことをすべきだ

この思い込みがあると、自分を責めることもあるし、他人を責めることにもなるので、幸せじゃないことになりますね。



3.人生は安全で安心であるべきだ

2と3は同じように、「~すべきだ」というのは、イラショナル・ビリーフ(非合理的な信念)と言います。

非合理的な信念は、人々を情緒的に混乱させている原因。

不安や落ち込み、怒りなどがあるときは、そういう非科学的に思考していると仮定できます。


「~すべきだ」そういう言葉を使っている人は「~にこしたことはない」という言葉に変えるといいと思います。

これが、ラショナル・ビリーフ(合理的な信念)と言われます。

2と3の言葉を変えるとこうなります。

人間は正しいにこしたことはない

人生は安全で安心にこしたことはない



正しいにこしたことはないですが、そうじゃないことだってありますよ。

安全で安心にことしたことはないですが、そじゃないことだってありますよ。


「ポジティブになるべきだ!」というのも非合理的な信念ですね。

「ポジティブならなきゃいけない、ネガティブはダメだ」と考えていると苦しくなる。

この場合は、「ポジティブにこしたことはない」という言葉に変える。


こうしたほうがいいというものがあっても、そうしなきゃいけない、そうじゃなきゃ駄目だと考えずに、

「~にことしたことはない」

と考えるのが健全です。


楽に生きましょう\(^o^)/





今回取り上げた、アルバート・エリスは、論理療法の創始者です。

認知行動療法の基礎を築いた方。

以前も記事で紹介しているのでお時間ある方は下記も読んでみて下さい。











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