タイトルは聖書にある言葉です。
怒りをおそくする者は大いなる悟りがあり、気の短い者は愚かさをあらわす
こういう訳もありました。
怒りをおそくする者は大いなる悟りがあり、我慢して、その意味が何であるかを理解することで、怒りを消すことができるのである。
気の短い者は愚かさをあらわす。我慢することができず、その過ちなる言葉を直ぐに話してしまう。
前回の話でもそうですが、怒りが早かったんですよね。
その後は、自分が怒ってしまったこと(身勝手な相手、嫌な人)は可能性のひとつであって事実ではないなと、理解できたことによって怒りが消えた。
反省して理解して怒りを消すのもいいんですが、さらにいいのは、
まず理解に努める
ということです。
ブログのコメントなどもそうです。
ひどい言葉をコメントされて、怒ってしまった。
怒る前に、まずどうして相手はそういうコメントをしたのだろうか?
相手を理解しようとする。
こういう話は僕自身の経験での話も書いたこともありました。
すぐには出来るようになるのは難しいと思います。
それは刺激(たとえば嫌なコメント)と反応(自分の感情など)の間にプログラムが存在しています。
それが自動で作動するので、一見嫌なコメントで怒ってしまうのは仕方ないように思う人はいるかと思いますが、仕方ないことではないんですね。
自分のプログラムは変えていけます。
最初に話を戻すと、聖書にもあるように、怒りをおそくするのが大切でしょう。
よく怒ってしまう人は、まずは怒りをおそくして理解に努めようということを意識していくといいかと思います。
すぐ出来なくても諦めないことが大事です。
何度もたとえで書いてますが、自転車と同じようなものです。
最初から乗れる人はいません。
意識してやっていれば、徐々に出来るようになっていけます。