こないだある女性がこんな話をしてました。


「男と女は違うからね。なんでこんなこと言うの?なんでこんなこと考えるの?とか、女はわからないなーって思うことあるでしょ?」


って話を振られて考えたら、


「女はわからないなーって思うことはない」


という答えだけども、厳密にはわからないでしょう。


それですぐ言葉が返せなかった。


よく男性が言う、「女は難しい、わからん、理解できん」というような嘆きや愚痴はないですね。


愚痴はよくないから我慢してるということではない。



大好きな猫で例えると、


猫はよく寝ます。よくねるから、ねるこ、で「ねこ」と呼ばれ始めたなんて話があるくらい、猫はよく寝ますよね。


そういう生物ということはわかっている。


ですが、なんでそんなに寝ているのかはわからないです。


生物学的にそれだけ寝る理由は解明されているのかもしれませんが、僕はわかりません。


でも、「猫はわからん、理解できん」というような嘆きや愚痴は言わないですよね。

(猫好きだからそうなのかもしれませんが(笑)


猫がよく寝るのはわかっていることです。



女性に対してもそんな感じです。


なんでここでそんな言動するのか?厳密にはわからないんだけど、ここで女性脳の人が、そういう言動するのはわかるわかる。


ある有名なコピペ

女『車のエンジンがかからないの…』
男『あらら?バッテリーかな?ライトは点く?』
女『昨日まではちゃんと動いてたのに。なんでいきなり動かなくなっちゃうんだろう。』
男『トラブルって怖いよね。で、バッテリーかどうか知りたいんだけどライトは点く?』
女『今日は○○まで行かなきゃならないから車使えないと困るのに』
男『それは困ったね。どう?ライトは点く?』
女『前に乗ってた車はこんな事無かったのに。こんなのに買い替えなきゃよかった。』
男『…ライトは点く?点かない?』
女『○時に約束だからまだ時間あるけどこのままじゃ困る。』
男『そうだね。で、ライトはどうかな?点くかな?』
女『え?ごめんよく聞こえなかった』
男『あ、えーと、、ライトは点くかな?』
女『何で?』



これは男性脳と女性脳の違いをうまく表しているものですね。


男性脳は解決脳とも言われて、解決に向けて考える。


男性脳からしたら、このままじゃ困るよね?じゃあ解決しようよってなるんですけど、女性脳はなかなか解決に向かわない。女性脳は解決より共感が重要。


女性脳の人はそういう生き物なんです。それを受け入れる。


男性脳の人は、

「前の車はどうだったかとか、買い替えなきゃよかったとか、いまはそんなのどーでもいいから」なんて言って怒って解決に急かさない。


猫を無理に起こすようなもの。


いっぱい寝る猫を無理に起こすなんて、猫は辛いんだよ。


なんでこんなに寝てるんだよ!猫はわからんなーとか怒らない。


無理に変えようとしない。そういう生き物です。受け入れる。


同じ女性脳でもそれぞれに色んな個性もありますよね。


厳密にはわからない個性はいっぱいありますけど、そういう個性なんだと、受け入れることは出来るんです。


みんな違うんです。それぞれ色んな個性があるんです。


自分と同じだと考えないことです。


同じだと思っていると、なんでこう考えないんだろう?なんでこうしないんだろう?ってイライラしたり不満が出てしまうんですね。



遅刻ばかりする人も個性なんです。


次回は、そういう個性の話を書く予定です。


その人のありのままを個性として受け入れる。






 男性は火星人で女性は金星人であったという寓話。

ある日、男性が望遠鏡を覗いていたら美しい女性の姿が目にとまります。

彼は思いきって声をかけました。

思いがけずデートに応じた彼女とその後もデートを繰り返すようになります。

この頃、二人は互いの考え方、感じ方に自分とは異なるものがあるのに気づきます。

それはすぐには受け入れることのできないものですが、それでも二人は相手は異星人なのだから、こんなことがあって当然、と許し合うことができました。

やがて惑星空間内のデートにも飽き、そろそろ落ち着きたいと考えた男性は女性にプロポーズし、めでたく結婚して地球に新居を構えます。

子供が生まれます。実はこの頃から二人のコミュニケーションはギクシャクし始めます。

生まれた子供は何人でしょうか。そう、地球人ですね。そして自分たちも地球人だと思うようになります。

するとそれまで相手の考え方、感じ方に違和感があっても、相手は自分とは違う異星人だからと許せていたのに、同じ地球人なのになぜ同じように考えないのだろう、感じないのだろう、許せない、ということになるのです。

初めはわからなくて当然と思っていてわからないことを前提にわかろうとする努力をしていたはずなのに……