いちにちの終わりは香りと共に | 何を考えるかを考える!

何を考えるかを考える!

妻より何を考えてるの?と、訪ねられ

え?
何を考えているかを考えている!と答えた。

はぁ〜?
その答えに妻は涙を流し大爆笑!

この名台詞がタイトルとなる!

右足が臭い!

今日もパソコンサポートを気持ちよく終え、
お客様に玄関まで迎えて頂いた時の事である。

左足は滑る様にマイビジネスシューズに吸い込まれていく。
かかとまでスッポリと収まり、右足のかかとが今まさに収まろうとした時の事だ、
左足のつま先に違和感を感じる。
動く硬い小さな塊。さすがとお客様の玄関で有った為、
玄関の外まで歩く、玄関を出るなり靴を脱ぎひっくり返した。
柿色の小さな碁石の様な物がコロリ、
ひっくり返ったその手足は空を掴もうとしている。
何だぁ~、そう感じるとほぼ同時に
私の鼻の奥に突き刺さる香り、
玄関先まで迎えて頂いたお客様は、
うっっ、と言うと声にならない声を漏らす。

そう靴の中に居た柿色の碁石の正体はカメムシだったのだ!

お客様と私の間には冷たい空気と、とびきりの香りがその場を硬直させた。
幸いな事に車には消臭剤が有る
玄関先から離れ、お客様から離れた場所でファブしなければ、
その間も車内はとんでも無い香りに包まれていく、

私は少し離れた所で靴を脱ぐタイミングとほぼ同じくファブをつま先と靴にこれでもかと噴霧した。
もう靴下はファブでビチョビチョだ!

今までには蜂やムカデととんでもない痛い思い、ヤモリのクネクネ感と体験したが
カメムシは硬い碁石がつま先でコロコロ動き回り、その後に鼻から入る香りは脳神経にただならぬ状況を伝達、声にならない声を発せさせる。

そう、今日も生きている生きていたんだ
喜怒哀楽をひとときで感じる瞬間で有った。