仕事関係の知り合いに呼ばれて結婚披露宴に出席しました。


この2人、一度我が家にも遊びにいらしたことがある上、新郎側とは仕事のお付き合いも・・深くではないけど。あります。




それにしても、

一言でいうと、すごい披露宴だった。Zizi

私の中の披露宴ってものの常識を180度覆す

はちゃめちゃなものでした。

これってジョーク?!って思ったもん!!!クラブ


予定では、開始時刻の30分前から受け付け開始。

ところでが、受付を誰がやるのか決まっていなかった

受付が始まったのは

披露宴開始の5分前

更に、ゲストに外国人多数だったから??

受付に難航し・・会場に入れたのは予定開始時間の30分後

結局私は受付せずに、席につきました。

この席、夫が案内してくれた。なんでMCのあんたが私の席を把握しとるんじゃ?と

思ったら、この席決めたの夫だったのだ。

それも、披露宴の開始10分前にまだ、誰がどの席か決まってなくて

夫が適当ーに決めたそうなのだ・・。

で、その夫MC依頼されたのが3日前


、この披露宴の招待状が来たのも1週間前で、出欠の返事は

翌日までに出さなきゃいけなかった!!!



夫も日本語が堪能とはいいがたい外国人なので

MCなんか平気なのか??(それも打ち合わせも台本も進行表も何もなしで)と

思ったら、相方に女性MCがいるから(日本語出来るし)大丈夫と言う話しだった。

で、その女性MCが

あらら、これまた英語圏ではない外国人の女性で日本語もちょっと

『~だよねーー』というギャル語ならOKの女の子でした!!!

で、彼女いわく、式の前日にMC依頼されたんだそうで・・。OK



この段階で

この先の披露宴が滞りなく進行するとは、到底思えませんでした。


でもって、やっと新郎新婦入場!照明が落ちて、入り口にスポットが!

BGMが流れます!!!


なーーーーなんと!カルミナ・ブラーナ!!!!

おもわず噴き出す私・・。

いや・・正確にはカルミナブラーナの印象的なフレーズを大胆に使用して

後半はチェロをフューチャーした

クロアチア出身のチェリストの曲ということでした。

(新郎がクロアチア出身)


どー考えても、新郎

この結婚に乗り気じゃねーな。と思う私。

この曲って、運命に翻弄された男女が

結局運命に身を任せ、流れるがままに生きる・・って

曲じゃん。なんか違う・・・。


ま、音楽に全く無知な人なら

ドラマチック!で素敵ね位に感じた?かもしれん。


さて、そのあとは2名の主賓挨拶がありました。

1人は前日挨拶を依頼されたそうで

困り果てて、応援団長になり叫んだ!!!

来客・・一同に引く。

MCは応援団長がなんだかわからず、開始前に台を降りたところで

『はい。ありがとーございましたー!』と言って締めてしまう・・(笑)

2人目の挨拶は、5分前に頼まれました という新郎とは何十年ぶりに会ったという男性で、かなりむっとしてましたね。

ともかく、2人の挨拶に共通していたのは

『新郎は結婚に乗り気じゃない』『新郎は遊び人』『新婦にかなり抑え込まれて結婚決められた』『新郎はまだまだ遊びたかった』

ということです。これ、そのまま挨拶として言ってましたからね。


どひゃーーって感じです。


そもそも、一体この席に来ている人の何人が

新郎新婦の顔見知りなのかも、判りませんが・・。

御国柄なのか、ちょっと顔知ってるというだけで、もう友人として招待されているのかな??

そもそも、私達だってなんでこの場にいるんだろう。っていう気が

してきましたから。


さて、最後は新郎の思いつきで

新郎新婦の両親4名が登壇して挨拶を・・と言う事になった訳です。

しかし、これほんとに新郎の思いつきで

その場でMCがいきなり4人を前へ・・と呼んだものだから

御両親4人はえ・・・・聞いてないよ!!!と怒り出し。

なにしろ、4人とも外国人ですからね、

挨拶も結局いつまでも、嫌がって口を開こうともせず・・

そして最終的に、これじゃ御開きにも出来ないというので

なんとか一言ずつ挨拶してもらうことになったのだけど

日本語も英語も話せないから、それぞれの国の言葉で話し

新郎新婦が、通訳(自分達へのメッセージなのだけど)するという

なんか変なシチュエーションになりました。

この時点で、変も何ももう誰も気にしないっていうのでしょうかねー。


ともかく、無茶苦茶な披露宴でした。

MCもね。ま、判ってたとは思うけど敬語は無理。丁寧な日本語を話そうとすればするほど

訳分からなくなって、面白かった!!!


出来婚だったこの2人。

今時珍しくもないのですが

息子に『結婚と子供が生まれるのとどっちが先?』と聞かれ

もともとは結婚が先だったけど・・今は・・と

延々と説明しないといけなくなった。

2人のできちゃった結婚を否定する気は無いのだけど

下手にどっちでもよいなどと息子に言ったら

後で大変なことになると思うしーー・・。


過去の風習に縛られる必要はないけど

結婚というものをリスペクトできる男にはなって貰いたい。

そのために、なぜ昔から結婚というものがあるのかを

理解して欲しい。


今まで披露宴には色々と出てきたけど

こーーこまでハチャメチャだと

(すぐ離婚しそう・・)って思わざるを得ません。

それとも、こういう堅苦しくない気軽な式のほうが、結婚そのものも

ライトに考えて いいのか・・。