小悪魔ちゃんのわるだくみ☆ 10-3 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です
苦手な方はご注意くださいませ





























Side O






「なんで…」


「だってニノが言ったんじゃん?ほどいてほしかったらおいらのこと…欲しくさせてって」


壁際にもたれた俺の前で、ニノはシャツを下へひっぱってそこを隠しながら途方にくれたみたいに俺を見つめた。


「あの…もう…条件は満たされてるから…」


「どーゆー意味?」


「大野さんのこと…欲しい…」


ニノは目をそらせて唇を尖らせて、甘えたような声で小さく呟いた。


「うん、だったら、証拠見してって」


俺がにこにこして言うと、ニノは自分がTシャツで覆っているところに目をやった。


おずおずと手を離して、Tシャツをつまみ上げる。


天を向いて、涙みたいに雫を垂らしてるカ  レが俺の目の前にさらされた。


「ふふっ…もうMAXだな」


「わっ…かったら、ほどかせてよ」


ニノは真っ赤になって、Tシャツをまたバッと下へおろしてそこを隠して、俺に近づこうとした。


「ニノ…これほどいたら、どうして欲しい?」


俺が言うと、ニノは真っ赤な顔のまま動きを止める。


「それは…」


「おいらのこと、欲しくなってるとこ、もう一箇所見せて?」


「やっ」


ニノは、泣きそうに瞳を潤ませて首を振った。



あー可愛い…



「ほら、早く」


「信じらんない…」


ニノは真っ赤になったまま、俺を軽く睨んで、後ろを向いた。


「あ、それだとちゃんと見えねぇから、仰向けになって肘ついて」


俺が言うと、ニノは思いきり不満げな顔になって


「バカ!」
「エロ親父!」


と小さく罵りながら、しぶしぶといった様子で仰向けになってベッ  ドに腰をつけた。