今月に入ってすぐに
今月分のパワーストーンの仕事を終わらせてから
ワイドパンツ作ってみたり、
娘の髪留めを作ってみたり、
誰にも頼まれていないバザー献品作ったりと、
現実逃避をしています。

ラブレターで少しお伝えしたのですが、
私を本当の娘のように可愛がってくれ、
息子と娘を、本当の孫のように
大切にしてくれている義理の父が、

癌の末期、ステージ4の余命は約束できない。

という診断をされました。
今月の頭です。

医師も驚いたほどの巨大な癌で、
肝臓にも沢山の転移が見つかったそうです。

直ぐに姉と電話で話し合い、
翌日が日曜日だったこともあって、
姉一家と我が家で会いに行きました。

たまたまなのか、
弟もその日母の所に来ていたので、
親族総出となりました。

負担になったら困るので、
あっという間に帰宅しましたが、
まだ十分に歩けていたし、
会話も成り立っていたし、

ガンには負けないよ!
大丈夫だよ!

と、話してくれていましたが、
やはり末期ガンの速度は急激で、
体重も減ってきてしまっているそうです。

末期ガンの患者さんを何人も
半年以上生かせてきた母も、
連れ添いのガンの速度には驚くばかりで。。

今朝電話があり、
生きて、字が書けるうちに
渡せるものは、渡しておきたいと
車などの相続を望んでいると。

今年買ったばかりの車は弟に。

母の車は別にあるので。


なんだか、今月会っているし、
日々目まぐるしく変化する義父の容態に
正直戸惑うばかりで。


いまいち実感が持てず、
現実逃避をしているようです。

それでも時々、寝ているときに抜け出して
我が家にやってきては、形跡を残すがごとく
残り香を置いて行きます。

私の前世の父であり、
今世も、本当は私の父のはずだった人。

前世は戦争で亡くなり、
今世は継母に虐め尽くされ、虐待され続け
それでも踏ん張って、真っ直ぐ生きてくれてました。

頭部に、幼少期に受けた虐待の跡があって、
大きく陥没しているのを見て触れたとき、
胸が張り裂けそうでした。

なんて人間がいるのだと。


来世は、そうだなぁ。

私なんて娘に持たなくていいから、
母と早くに出会ってさ、
母を看とるくらいの長生きをして欲しいかな。

あと、これが一番大切!
とにかく笑顔で居られる環境のところに
生まれて来てほしい。

一回くらい、楽しい人生送ったって
神様もインナーさんも、文句言わないでしょうよ。

本当はね、
まだ早いと思うのよ。
あと10年は楽しく過ごして欲しい。

でも、今まで頑張って生きていた人に
一時も休まることのない痛さのなかで、
頑張ってなんて、誰が言えるのだろう。

せめてもの救いは、
抗がん剤治療をしなくて良かったという事。

痛み止も、あまりにも効果がありすぎて
一度飲んでやめてしまったそうです。

頑張ってる。

まとまらないな。
ご免なさい。