オシャレしてみようぜっ!

って今回はそんな話です。

 


一応僕は販売員としてR○GEBLUEというお店で働いていたのですが(知らない人はググってみてね。若い男性向けのオシャレブランドです)、実は別にもともとオシャレだったわけでも服に興味があったわけでもありません。
お金なさ過ぎて無頓着もいいところだったし、正直すごいダサかったです。しかも大学では理系ということもあり女子の目線が全然気にならない。
基本ジャージ。たまにダサい私服。1ヶ月は同じ着回し。
とまぁこんなかんじ。


「カッコよくなりたいなぁ」とか「オシャレしたいなぁ」とかはいつも思っていたのだけれど、それを誰かに言うのも恥ずかしかったし、どうやってやったらいいかも分からなかった。

 

 

いうわけで

 

ならいっちょオシャレな人と働いたらオシャレになるんじゃね!?

 

というバカまっすぐな思考(とても単純)から、ワーホリに来るまでの8ヶ月間服屋さんでアルバイトを始めました。

今思うとよくこんなやつ雇ってもらえたな、という(笑)

 

何かを学びたかったらそこに飛び込むのが一番早い

そいうものだと学んだのはここでの経験からです。

 

で、結果的にどうなったのかと言いますと。

 

僕は、実にあっさりオシャレになりました。


単純に8か月間どっぷり朝から夕方まで働いていたので、居る時間が長かったこともあるかと思います。あとはファッションそのものが好きになったので、どういう風に組んだらかっこいいかなぁと毎日毎日考えながら出勤していました(*‘ω‘ *)

その期間で、僕が気付いたのは

オシャレに見えるかどうかにセンスはあまりいらない

ということです。しっかり考えてそれをベースに応用していけば、勝手に周りに「センスいいよね」と言われます。周りはオシャレだと思ってくれます。

 

ってなわけで前置き相変わらず長かったですが、今回はオシャレじゃなかった僕から見て

 

一般的に見てオシャレに見せるにはどうしたらいいか

 

というのをテーマにまず初歩的な部分をご紹介していきたいと思います(謎用語が出たら解説書いたので下のほう見てくださいね~)。

ノウハウってやつですっ!!「ノウハウ」って言葉いつか使ってみたかったんですよね !!!!やったー!!使えた!!

 

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ではさっそく行ってみよう!!

 

 

 
 

 

<まず最初にやること>

 

とにかく物量とパターンを増やす
毎日違う服を着ている人は、毎日違った見え方をするのでオシャレに見えます。1パターンだけオシャレでも「オシャレな人」という認識にはならないのです。とにもかくにも質より量です。そもそも絶対数が少ない人は今すぐ古着屋さんかGUに行ってください。

なんなら僕のお古あげます(=゚ω゚)ノ

 

サイズ感を意識
言わずもがなですがサイズ合わせましょう。僕もMサイズばっか買ってたんですけど、自分の小ささを見直して、Sサイズも買うようにしてからだいぶしっくりきました。自分のサイズに合ったものを着ましょう。丈が長いならベストなサイズに合わせましょう。まずそこが大事です。

身長のコンプレックスや、着れなかったらやだし…って大きめのを選びがちです。試着できるのでまず着てみて、比較してから決めましょう。多少タイトなぐらいのほうがちょうど良いはずです。

見栄張らないで!!(自戒)


足元はめっちゃ清潔に。服は汚れてないやつを
靴はきれいに。スニーカーもきれいに。汚れてるなら白靴は履かない!!
服は染みとかないやつを着ましょう!!大学生これ大事だぞ!!油染み気にしろ!!!

 

毛の処理、口臭、体臭、身だしなみ一般
これむしろ一番大事。
どんだけカッコつけてても鼻毛出てたら終わりなので(笑)
ひげや眉毛などの顔周りの毛の処理、体臭、口臭、爪などを気にしましょう。外に出るときは必ずシャワー浴びてから出るようにして、その時に毛の処理や歯磨きをする癖をつけると、一気に仕上げれるのでおすすめ。何回も言いますがむしろこれが一番大事です。

人と会う上で最低限、悪い印象を与えないようにしましょう!

 

 


以上!!

 

 

 

はい。

とりあえずこちらがオシャレをする上で最低限の入門編です。ほんとに最低限のことしか書いてませんが、これをクリアするだけで外見で嫌われることはまずありません。なにって人間としてけなすポイントないですからね(笑)
巷では誰もが言っていますが重要なのは

清潔感

そして、僕から提案するポイントとして

種類(パターン)の多さ

です。
「良いモノを買いたい!」と欲しくなる気持ちも分かりますが、正直高いモノ買ったところで特になんか変わるわけじゃないのでいろんなアイテムをそろえましょう!!

 

質より量だ!!肌触り気になる系のやつ以外は、全部安いのでOK!!!!

 

 

とりあえず上記の事項を踏まえた上で、次は本格的な店員らしいアドバイスに入っていきますね!

 

 

<オシャレになるためのポイント〉

 

シルエット
シルエットはVライン、Iライン、Aラインとあります。これは単純に前から上半身にボリューム、どっちもイイカンジにする、下半身にボリューム、の三種類です。これを守りましょう。そしてこれを変化させて使っていきましょう。1週間だとV:I:A=2:4:1ぐらいでいいです。たまにAシルエットが来るだけで印象がだいぶ違って見えるので「=オシャレ」という方向に結びつきます。
モデルが僕ですみませんがシルエット参考例はこちら


【Iライン】

上下ともに同じぐらいのスタイル。一般的なもの。

 

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【Vライン】

 

 

トップスにボリュームを出すスタイル。近年の流行り。

 

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【Aライン】
ボトムスにボリュームを出すスタイル。とにかく足回りがラクチン。ちなみに僕はこのシルエットが大好き。

 

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(各コーディネートの詳しい解説はWAREでやってるのでみてねっ http://wear.jp/yuusuke77/

 

 

カジュアルときれいめのバランスを意識
これよく世間で言われてるやつです!!
カジュアルアイテムときれいめアイテムのバランスを

カジュアル:きれいめ=3:7 

で揃えるというもの。

おおよそ感覚としては基本きれいめなアイテムでコーディネートを作ったあと、どこか一つをカジュアルアイテムに差し替えるイメージ。ただ、これは別にわざわざやらなくてもよくて、カジュアル100%でもきれいめ100%でも実は大丈夫なので、ミックスコーデの参考にすればよいかと!
この感覚は日常にも拡張できるので、カジュアルな服装の日ときれいめな服装の日を3:7で分けても効果的ですよ。

 

日々のテイストの変化!
すでに似たようなこと書いてますが、大事なのはテイスト(雰囲気)の変化! 

昨日はストリートボーイっぽい格好してたのに、今日はばっちりキメた服着てて、次の日にはゆるふわな恰好になってて…みたいな人は例外なくオシャレに見える。

理由はいろんな着こなしができるひとに見えるから(๑′ᴗ‵๑)

似たようなので統一するより、安いものを物量でもって補う、ほうが断然いいということです。
というわけで次の日にはなるだけ違う格好をしましょう

テイストはストリート、モード、きれいめ、カジュアル…などなどありますが、要するに六本木に居そうな格好と、原宿に居そうな格好と、渋谷に居そうな格好と…ってかんじでひたすらイメージを変えていくんです。これに先ほどのシルエット変化で幅を持たせ、パターンを増やします。次の日には全く違うスタイルになっているほうがインパクト強くていいですが、好きなスタイルがある方は、1週間前に2回、を目安にテイストを変えましょう。
もちろん人を基準にするなら、同じ人に連続で似たテイストで行くのはやめたほうがいいです!!

 

3日に1回、かぶりもの
これも前項に述べた「変化」を意識する一環です。苦手な人は挑戦してみてください!!

「意外と誰も見てない」と思ってかぶってみるべき。わかります、ハードル高いでしょう。「俺似合わないし…」ってなるでしょう。安心してください。

要は慣れです!!!!
無理な場合はおしゃれな店に行って、帽子を含めたコーディ―ネート一式を買い、毎回そのコーデのときはかぶるようにしましょう。だいぶ抵抗減ります。
よく考えると髪の毛セットしなくていいしラクチン。

 

挿し色はやって一色
オシャレテクの一つとして知られる挿し色なんですが一色にとどめてください。バイカラーが流行ってた時なんかは、2点の挿しもまぁ分かりましたが、テクニックとしてバランスが難しすぎるのでやって一色の挿しが無難だと思います。
むしろ今回のテーマである「一般的に見てオシャレ」からは逸脱するのでやめましょう。ハズしてるのか、ハズれてるのかわかんないですからね(笑)
おすすめは靴下か、小物。時計、帽子、バッグ、マフラーなどで色を挿し込むのがいいかと思います。ちなみに僕は冬場は赤のマフラーを多様しがちです(´・ω・` )

 

靴バリエーション~これはもっとけ~
オシャレは足元から

ってわけで、靴は一番テイストを表します。靴の起源や雰囲気、素材なんかも考慮して服と合わせると、販売員てきには「センスいい!!ヤバい!!」てなるんですが、まぁ長くなるので省略(笑)
とにもかくにも以下のこれだけは揃えときましょう。
・プレーントゥシューズ:要するに革靴。きれいめファッションで多様。黒がいい。

 

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・スニーカー:ハイカットとローカット。好きなブランドでいいよ!地味めの色のやつね!!(コンバースが不滅感あって個人的には好きです。足首細く見えるし)
・白スニーカー:GUのやつがおすすめ。白汚れるの超早いからすぐ買い替えれるGUのやつはいいぞ。あれはいいもんだ。

 

 

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・派手めのスニーカー:挿し色用です!!!!あるとコーデ地味になったとき便利!!
・サンダル:夏限定ですがこれも。今年も流行るか分からないけど去年はスポーツサンダルがめちゃめちゃ重宝した。

 

 

必須アイテム抑えよう
着回し便利かつ、これあれば大概何とかなるアイテムはこちらです
・黒スキニーorスリム:どっちもあれば使い分け効くけどまぁいいや!でもどっちか持っててほしいです!
・Gジャン:毎年流行り関係なく結局使えるからどちゃくそ便利です。これは金かけて良いヤツ買っても損しない。
・デニムスキニー:黒が一番ラクにいろんなものと合わせれるんですけど、黒スキニーとキャラかぶるのでお勧めは、濃紺。黒い革靴と合わせると一瞬で大人カジュアル演出できます。黒スキニーよりむっちり感出ないので、そこも良い。

 

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・グレーパーカー:鼠色じゃなくて明るいグレー選びましょう。着回しに便利。
・白シャツ:応用範囲がヤバい。
・白半袖:あると便利
・白or黒のタートルネック:冬場便利。いつもユニクロのヒートテック着てます。
・テーラードジャケット:黒か紺かなぁ。なんでもいいけどスーツルックは女子受けがいいと相場が決まっているのです。これはしっかりサイズ感を気にしましょう。パリッと、ピシッとするやつにしましょう。
・時計:なんでもいいよ(笑) ただ、ないと手元の寂しいので、オシャレ的には腕に何かついてたほうがいいです。ダニエルウェリントン流行ってたけど、あれ1万超えてるじゃないですか…。自分の好きなやつつけましょう。あ、でも地味めシンプルがおすすめ。合わせやすいから。まぁ合わせやすいって意味ではダニエルウェリントンは上品だし優秀。

 

 

 

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 僕の時計はこれ。
ニュージーランド生活のあいだで失くした。

 

 


※初心者のためのファッション用語まとめ

コーデ:コーディネートのこと。服装、って意味です。
スタイル:コーディネート+顔とかその他全部って感じ。全体像ってことですね。

 

使用例)
販売員「お客さま、今日のスタイルかわいいですね~」
客「うるせえ」

 

トップス:上半身の服のこと。
ボトムス:ズボンのこと
アウター:トップスの一番外側に着てるやつをさす。つまりだいたいジャケット、コートとかそういうもの。
インナー:内側に着てるTシャツとかのことをカッコよさげに言ってるだけ
スキニー:めっちゃ細いって意味。「スキニーパンツ」を指すことが多く、ぴちっと肌に張り付くようなズボンのこと。
シルエット:体のライン、輪郭のこと。つまりは服を着た時の全身像、というイメージで使われる。
Gジャン:デニムジャケットのこと。なんかよく言う
テーラードジャケット:スーツの上側のやつ。ほら、あの形してるやつ。全部こう呼ぶの。
カジュアル:とても説明が難しいのですが、一般的に「アメリカンカジュアル」を指す言葉で、比較的ラフな格好のこと。スニーカー、デニム、キャップ、パーカー、チェックシャツ(ケースバイケースです)、文字やロゴのTシャツなど。
きれいめ:比較的清潔感のある印象を受ける服装のこと。簡単に言うとドレスコードある時の恰好で、英国のファッションとかビジネスっぽいファッションなんかをひっくるめてこう呼ぶ。知的に見えれば全部「きれいめ」と呼ぶので分類はとても曖昧。襟付きシャツ、テーラードジャケット、タック入りのストレートパンツ、革靴、革バック、眼鏡、カーディガン(ケースバイケースです)、ニット、タートルネック、Pコートなど。
テイスト:そのスタイルの雰囲気のことをたまにこう呼ぶ。どういう分類なのかを指す言葉。例としては、モード、森ガール、スポーティ、きれいめ、カジュアル、ビジネスルック、ボヘミアン、サブカル、ゴシック、エスニック、みたいなのぜんぶそういうテイストだと言えます。ファッション業界の用語はテキトーなことが多いので、なんでもかんでも○○テイストという無茶苦茶が普通に通じる。
挿し色:明るい色をコーディネートの中に入れて、そこに注意を向ける手法のことを「色を挿す」と言います。で、その色のことを挿し色と呼んでます。例えば地味目の黒ばっかりの服に、赤のニット帽をかぶるとそれだけで引き立ちオシャレに見えます。「挿す」という表現から分かるように、一般的には「色のある小物をを足す」というようなイメージ。

 

おすすめ購入アイテムの結論としては黒系か白系のモノトーンアイテムを集めましょう。これが揃うまでそれ以外のものを買おうとすると死にます。

他のものと合わせにく過ぎて(笑)

新しいシルエットや、流行りものを購入する場合はとにかく黒をまず買いましょう。そのうえで流行りの色を買うか検討すべきです。
 

 

 

 

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さて、今回は販売員としての経緯と、ファッション初歩的な考え方を書かせていただきました。少しおしゃれさんに踏み込んだ内容になっていますがまだ初歩的な部分で、できている人には当たり前のようにできている内容ばかりです。

すごい書いてる気がするのですが、まだまだ書き足らない…(笑)


基本的な考え方としてファッションは「カッコつけるためのもの」です。少しナルシストになるぐらいで大丈夫なので、ヘンに謙遜しないでくださいね!カッコよくなることにブレーキをかけると、上手くはいきません。
これから春にかけて入学シーズンですが、なにより服に興味を持ちだした大学生男子にはぜひ参考にしてほしいです。


みんな!!オシャレしてみようぜ!!!!

 

他にもおすすめの選び方やポイント、スタイル、色使いについてぼちぼち語って行けたらと思います。
慣れればファッションめっちゃ楽しいですよ。あと大学生の間だと女子にモテるようになります(たぶん)。

 

ん~!!ファッションの記事を書くのは楽しいなぁ!

 

では、これにて(^-^)

 

2017/03/19 Levin, New Zealand