以前書きました語学留学記事の続編です!!


(前回の記事はこちらを見てね!http://ameblo.jp/yuusuke-ando/entry-12229762686.html

 

 

今回はオークランドにて留学を考えている方、または既に留学されている方に向けて

 

ニュージーランド留学ってこんなんやで。

 

っていうのを伝えていきたいと思います。

ネット上で厳しいこと言われるの慣れてないブロッコリ―メンタルなので先に言っておきますが、あくまで僕の主観ですからね。叩いたらマジでブロッコリーのごとく切り裂いて、むきむきしてやるからね(最近やたらブロッコリーと縁の深い仕事をしています)。

 

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はい、まずこれ。授業。
授業内容は大きく分けて午前と午後の2タームに分かれている学校が一般的。
僕の学校では午前は文法、ライティング、リーディング。午後は会話というパターンでした。
これはどの学校も似たようなものらしく簡単に言えば、午前が座学、午後が実習というようなイメージですかね!
もちろん午前だけで9:00ぐらいから12:00ぐらいまでの長丁場となるので間に20~30分ほどのブレイクタイム(休憩)をはさみます。基本は日本の大学や高校のように飲食についてとやかく言われないので、テイクアウト用のカップに入れたカフェラテを持ち込んでそのまま授業中に飲んでてもOK、軽くお菓子つまんでてもOKです。

というか先生もコーヒー飲んでます(´・ω・`)
授業人数や形態は学校によるのですが、僕の通っていたCrownでは7~13人ぐらいのレベル分けされた少人数のクラス分けとなっており、基本的には会議室のような「コ」の字に配置された机に自由に座り、みんなと向き合うような形でした。
教科書は$50払って借りる形で受け取り、卒業と同時に返還。$50も帰ってくるというシステムです。オークランドの都市伝説ではその$50は最終日の飲み代に消えるのだとか言われています。

 


―実際の授業は??

<午前>
午前は先述した通り文法など「英語」がメインの授業。難易度などは、「へぇ~」って思うような文法の説明や(ネィティヴに言われて激しく納得する説明をされる時がある)、今ままで日本で習っていなかった微妙なニュアンスの違いなどを説明してもらえます。
ちなみに僕は日本であまり真剣に英語をやって来なかった勢なので
be going to~

will
に明確な違いがあると教えられたことが驚きました。実はこういうのってあんまり受験勉強では習わんのですよね。普通に知らなかった。
今では6か月間使い続けてるので、ほぼニュアンスつかめているし、口をついてサラッと言葉が出るので今更間違えることないんですけど、最初はごちゃごちゃにしてました。どうでもいいですがひっくるめてI'm gonna ~と言ってしまうのが一番ラクです。細かい話をすると英語に詳しい文法マン(略してブンポマン)が現れて、めためたにいじめられるので英語についてはドヤ顔しません。英語の先生にでも聞いてください。
たまに先生に

「なんでこうやって言うの? こっちも同じ意味でしょ?」

って言うと

「ん~、それは言わないわね…。なんだろ、ヘンな感じだわ。わかんないけど、私たちは使ったことはないわ。それが英語よ」


それが、英語よ

というクソ回答謎の合言葉とともに丸投げされます。
いわゆる「言い回し」というやつですね!!


たまに隣同士でディスカッションの時間が設けられて、そのトピックに対する意見を言い合ったり、答えを共同作業で進めたりします。クラスメイトとどんどん話す機会が多いので、短期留学の子でも仲良くなるのが早いのが特徴です。
もちろんクラスが簡単すぎたり、難しすぎると感じた場合、やむおえない事情(僕は一度日本人だらけのクラスが嫌で上のクラスに変えてもらったことがあります)がある場合は、クラスを変更することが可能で、先生に理由を説明して分かってもらえれば変えてもらうことができます。

 

<午後>
午後は午前と打って変わり「英会話」のクラスになります。
実はCrownではこの授業が大きく先生に一任されており、どの先生に当たるかによって何をするかが大きく異なるのが特徴です。映画をみたり、カードゲームやクイズをしたり、課外授業になったり…。もちろん政治、経済、環境問題など難しいトピックをテーマに意見交換をしたりするときもあります。

 

こちらは、午後のクラスを担当してくれたヘレンの課外授業の様子。

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明日!天気いい!!ヘレン!天気いいよ!!外行きたい!!外!!


って言ったらそれがオーケーになった。

 

決まり方(笑)

 


いつもベレー帽をかぶった優しくて森の魔女みたいなおばあちゃんです。

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その昔いろんな国を旅したり、アートが趣味な人でほんとに多彩でかわいい。彼女の作品はこちらで見れるので

http://www.momota-artworks.com/gallery2/main.php?g2_page=2

チラッとご紹介。 

 

続いてこちらはピーターのゴッカモーレ作り

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前日の授業で唐突に
「ゴッカモーレって知ってるか?あのナチョスにつけて食べるやつなんだけどな。俺、あれ食べたいねん
とむちゃくちゃなことをピーターが言い出したのが事の始まり。作るのに何が必要で、作る手順の中で出てくる英会話(炒める、絞る、みじん切り、などなど)を教えてもらいながら楽しく料理しました。

ちなみにピーター、日本人の奥さんが居た(過去形)らしく、授業中唐突に喋る日本語がめっちゃおもろい。



その他にも僕のクラスでは無いですが、一から作曲作詞、PV作りまでやりきったクラスもあるという自由度の高さです(๑′ᴗ‵๑)

実際にこちらのリンクから見れますので気になる人はどうぞ!!

https://www.facebook.com/warren.naran/posts/1173995649313126

※ウォーレンという友人のフェイスブック個人ページになりますが、許可済みなのでお気軽にぶっ飛んでいただいて大丈夫です!

 






―ワーホリとして留学するにあたって

 

ここからは僕が「ワーホリ」として留学するにあたって必要なことや、その他考察を書いていきたいと思います。
自分の留学を振り返って書いていくので、あくまで体験者の個人の意見として見ていただけると嬉しいです。


期間
まず留学するにあたって期間がどうだったか?という話ですね。僕は
最初の3ヶ月学校→9ヶ月ワーホリ生活
という、いわば王道のワーホリスタイルだったわけですが、これに関して言えば正直物足りなかったと言いたいです。…と言うのも、単純に英語の勉強が楽しくて「もっと学校に居たい!!」と思うようになったから。
英語力的な問題で3ヶ月ではまずペラペラに喋れるようになりませんし、聴き取りも難しいときがあります。僕自身のレベルはupper Intermediate という、「日常生活は問題ありません」レベルだったんですが、学校で聞く英語とネイティヴスピーカーが喋る普段の言葉の言い回しは別物です。はっきり言って「語学留学だけして帰る」パターンはほとんど半分ぐらい英語に触れていないとも言えます。意の中の蛙ってかんじ(あ、ブンポマンに怒られそう)。そういう意味では早めに、学校終わらせて外に出て良かったなぁと思ってます(笑)

3ヶ月で「馴れ」はしますし、もちろん英語力はアップします。

これは確かなのですが、ただ僕が言ってるのはワーホリとして仕事をするのには十分とは言えない、ということです。まぁ、英語力付けるために来てるわけなんで、コレ必須事項じゃないんですがね(笑) 

英語が不十分だと仕事が見つけにくいのは、当たり前ですが本当です

仕事ってそんな甘くはありませんしね。

 

 

仕事だもん。楽しいばかりじゃないわ。

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かの有名な魔女宅のキキちゃんもこう言ってます。

 

大丈夫大丈夫~わたしも全然喋れなかったしぃ~

みたいなこと言う脳内がブロッコリーなワーホリ経験者はおそらく普通に英語喋れます。残念なことに喋れない族の味方じゃありません。容赦なく心の中でむきむきしましょう。

 

費用
調べればわかることなのでここに書いちゃいますが、留学費用は1週間約$400。ホームステイの場合はこれにホームステイ代(食事込み)が追加で+$270。合計で
$670×80=53600円/週
というような計算です。

食費、生活費などを多めに見て6万円あれば1週間何もしなくても生きていけると計算して、さらにこれを4週間(約1ヶ月分)で計算すると
6×4=24 でひと月およそ24万円です
これが大体ただ生活するだけのニュージーランドの生活費用になります。もちろんここに1年分の保険や交通費などが入っていきますが「留学」だけに焦点を当てているので今回は省略させてください。もっとかかる、と思っといてくれれば精神的に安全です。

(『ニュージーだいすき』というサイトが語学学校の費用一覧をきれいにまとめてるので見てみてね!https://nzdaisuki.com/school/english-school
最近僕と同い年の方々が大学を卒業して行き、新社会人として世に羽ばたいていくみたいなのであえて言いますと

 

単純に社会人の初任給ぐらいですかね!!


もっともこれはあえて多めに見積もっていますし、そもそもうちの学校は設備もそこそこ充実した学校なので少し高いです。午後の授業を取らない、という選択肢も全然あるのでもう少し削減できると思います。

 

ホームステイ
各家族に滞在するホームステイですが、これに関して言うと
慣れるまではめっっっちゃ安心
というところ!

生活する上でのいろんなアドバイスもらえますしね。なんといってもご飯の用意をしなくてもいいのがめちゃくちゃ良い。
が、その反面ハウスルールなどもあり、夜行動する場合制限がかかることもあります。僕は前回の記事でもご紹介した通り、外に出歩くことが多く、夕飯を家で食べないことが多かったです。それゆえに「夕飯代もったいないなぁ」と思い、ホームステイをやめて場所を移ることにしました。結局もともと12週間の滞在を予定していましたが、6週間で切り上げて別のところに引っ越しています。
もちろん海外での生活に慣れている方は、airbnbなどを使って来る前に自分で決めておくのもありかと思います。ホームステイの滞在費、めっちゃ高いですからね…。
明け透けに言うと、あくまで安心を金で買うってかんじですわ。

 

仕事
ワーホリの仕事と言えばどうなんですか?
と聞かれることがあるので、留学関係ないいですが書かせていただきます。
仕事、それは…

 

全てはメンタルです!!!!!!!

 

もうこれに尽きる。


メンタルが強ければ生きていけます

 

もう一度言います。

いいですか、すべてはメンタルです…(´;ω;` )


はい(笑)

ええっと、イメージとしてはとにかくCV(履歴書)を配りまくり、何とか雇ってもらう、という感じでしょうか。数撃ちゃ当たる作戦です。

(※ちなみに僕はこの時点で何度もメンタルが折られて度々ヒキニートになっていました。)

もちろん専門学校出身の方などで特別なスキル(美容師、トリマー、デザイナーなど)をお持ちの方はそれ関連のいい仕事(英語環境)を見つけることができますが、普通の人はまじめに仕事はゲットするために頑張らなくてはいけません。


そして、働けるかどうかも基本です(笑)


最終的に日本食レストラン(ニュージーランドの日本人はみんなジャパニーズレストラン、略してジャパレスとよびます)に落ち着くケースが多く、思い描いた英語環境に身を置けない場合もあります。…もっとも、すべての人が英語環境を望んでいるわけじゃないですし、お客さんは外国人も多いですので、一概に「英語環境じゃない」とは言えません。

が、日本の居酒屋で働くのと大差ないと思ってください。
そしてニュージーランドで重要視されるのはその人が何ができるのかという技術経験です。多くの経験を持っている人ほど優秀とされます。…若造にはつらいですね(;´・ω・)


え?僕ですか?…ジャパレスの採用3回も落ちましたがなにか??

 

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ファーーーーーーー!!!!!!!





 

はい。ということで、今回はざっくりニュージーランドの留学生活について書いてみました^ ^
もちろん聞きたいことがあればメールでもTwitterでもFacebookでも、ジャンジャン質問してくださいね(^^) ブログを書く原動力にもなりますし、なによりも留学を考えて飛び込んでみたい!思う人が増えるのは、とてもうれしいです。自分の記事が少しでも誰かの助けになればと思います。
…とか良いこと言ってますけど、僕も実際「もう無理…」ってなって思わずコードギアスを全部見ちゃったり(あれはいいアニメでした…)、何日連続で違うカフェを巡れるか、とかやってました。

なので皆さんも変な方向に走るぐらいなら、素直に誰かに聞きましょう!!orz
喪失感と満足感が混ざったカオスな心境にならぬよう!!!!

 

 

困ったときはお互い様なのでまず誰かに言ってみてくださいね。

 

 

 

 

Wi-Fi ポンコツなのでアニメ見れません…。うう…


ケモフレの続きが見たい!!!!!(´゚д゚`)



以上!今回限りのムダテンション!ゆーすけでしたっ!!




2017/03/22 Levin, New Zealand