まあまあ長いこと生きてると。
昔よりも死ぬこと自体はそんなに怖くなくなっているような気も。
だいぶ生きたし。人生だいぶ後半だし。
むかしより虹の橋が近くに感じるというか・・
でもやっぱり、気持ちを分かつものは。
大切な人たちを置いていく、ということ。
大切な人から残されると、いうこと。
遺す方も 遺される方も。
死というお別れが、いつになっても怖いと思う。
頑張ってっていうのも。
負けないでっていうのも。
なんか違う気がして。
それなら なんて言ったらいいんだろう。
こんなに言葉が溢れていても
肝心な時にかける言葉がみつからない。
なにか。
元気になれるような
気の利いた言葉を言いたいのにさ。
結局、なにも言えず。
ただただ黙って 見守るだけです。
かけがえのない あなたの
かけがえのない 闘いを。
何年か後に。
『あのときはほんとに頑張ったよね』って
言って笑える日が きますように。