地方出張からさっき帰ってきた。


出張はわりと頻繁にいくが、おみやげを買ってくることはまれ

それでも、気が向いた時(5回に1回くらい)は買ってくる。


去年の暮れに買ってきて、わが家で好評だったのがこれ


「とろけるモンブラン」


外はモンブランで中はプリン?みたいな食べ物

非常に好評だったため、再登場となった。


そういえば、むかし朝の子供向けのの番組(たぶんポンキッキ)の中で

流れてた歌のたべもの


「パップラドンカルメ」


あれはいったいどんなものだったんだろう?


どこにも売ってないとか、カステラみたいとか

未確認ひこうぶったいみたいな歌詞だったような・・・


わたしの中ではカステラやどらやきに近いイメージだったような?



おみやげのはなしの続き


やはり地方出張というとおみやげはつきものの気もするが、

最近は、わざわざ地方で買い物してくるより、羽田の方が良い気がする。

いろんな店があるし、品数も多い。

「とろけるモンブラン」も羽田みやげ


俗にいう、「名物にうまいものなし」も、ますますもって説得力を感じる。


最近買ってきた地方のおみやげは、

島根で買ったインスタントの「しじみ汁」

島根といえば宍道湖のしじみだが、これはまずかった。


福井の「鯖のへしこ」「焼き鯖寿司」

この2点はいけてる。(早くも前説に矛盾するが・・)

特に焼き鯖寿司は、店によって味が違うので、やはり現地調達か?


松山の「一六タルト」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・べつに????


宮崎で買ってきたチーズケーキ」はうまかった(いよいよ怪しくなってきた)


福岡の「めんたいこ」はいつでも喜ばれる(名物はうまい?)


以外だったのは、広島の「もみじ饅頭」

ホカホカのを食べたら以外にうまかった。(ロングセラーにはわけがある?)


往生したのが、昔、宮崎から買ってきた「切干大根」

あれはどうしたんどろう?(食べた記憶もないけど?)


長崎の「ビードロ」は子供に喜ばれた。

小さいころは、このビードロがすごく神秘的なものに思えた。

(もう、食べ物じゃない)


なくしてしまって、今でも悔やまれる逸品が


「屋久杉の靴べら」(1500円)


鹿児島空港で購入し2回くらいしか使ってなかった。



そういえば、おみやげで思い出した出来事がある。


大学時代に、ガス代の未払いで家の風呂が入れなくなって

同級生の女の子の家(実家)で風呂に入らせてもらったことがあった。


当時、八王子(ほぼ高尾)に住んでいたが、

横浜線に乗り、横浜のその子の家まで風呂に入りにいった。

(たぶん、忘れたけど風呂以外の理由もあったはず)


たしか、土曜か日曜だったと思う。

男友達があと2人一緒だったはず。(2人は風呂が目的ではなかった)

家には、その子のお母さんがいた。

たぶん、午後3時くらいに、ばんめしまでまだ時間があるからと

風呂に入らせてもらうことになった。(ばんめしが目的だったかも?)


ふろから上がり、バスタオルを首から下げてリビングにくると

お母さんが「まだ、時間あるからどうぞ」って、ビールをすすめてくれた。


他の男友達2人と同級生の女の子は、なんか別の話をしてた気がする。

男友達はビールを飲んでいない。


風呂上りに、ひとんちのリビングの皮のソファーにふんぞり返って

カメの剥製をながめながら、ビールを飲んでくつろいでいた。


その時、不意に玄関があいて人が入ってくる音がした。



まずい!



別にまずいことはしてないが、状況がまずい


「あれ、早かったのね」とお母さん。



(あれ?今日は帰ってこないって聞いてたような?

だから、こんなリラックスしちゃってんですけど?

たのみますよ、お母さん・・・・・)



お父さんはギロリ(と感じたけどチラリかも?)とこっちを見た。


「なんだねキミは!ひとんちでふろなんか入って!

おまけに、いいわかいもんが昼間っから酒なんぞかっくらいやがって!

の、バカタレがあああああああああ!」


っていわれるかと、一瞬身構えた。(言われるわけないけど)



実際は、

「ああ、こんにちは」

と非常にやさしい感じ。


こちらも

「こんにちは!○○さんの同級生の××です。」

と快活な好青年をよそおう。


「まあ、どうそ」なんてビールまでさらにすすめられて。


お父さんは、娘の同級生のこの男と何を話していいか、

少し困っている様子もあった。多分にテレもあった気がする。


そんなお互いの気まずい感じを打ち消すように

お父さんは、おもむろに出張から帰ってきたばかりのかばんをあけ

その中から、いくつかのおみやげを取り出しながら

「やるよ」って感じだった。


なんとなく、会話の糸口が見えてお互いホッとした雰囲気。

娘と他の男友達もまじり、おみやげをもらいながら

お父さんの仕事についてたずねちゃったりした。

(おれだけはビールをのみながら)


そのほかにも、さっきながめてたカメは

なんとか(ワシントン?)条約で、もう輸入できないだとか・・・


そんな、おみやげによってちょっと救われた話を思い出した。


教訓

「備えあれば憂いなし」

※必要ないおみやげも用意しておけばひょんなことで役に立つ



出張から帰ってくるとわが家も雪景色



喜び庭かけめぐるはずの犬