きょうは悲しいできごとがあった。


ハムスターのモカが死んだ。

わが家にきて、わずか1ヶ月。


えさ当番の長女も、きのうは生きていたと言っていた。

水もちゃんと替えたと言っていた。


えさも充分残っていた。

寒くないように寝床にはわたも入れていた。

夜11時から朝までは、オイルヒーターもつけていた。

寒くて死んだとも思えない。


今日、帰宅後にテレビを見ていると

長女が「ハムちゃんいない」と言った。


あわてて、ハムスターの寝床を除くと確かにいない。

モカは扉をさわる音がしただけで、

ひまわりをくれると思い必ず寝床からでてきていた。


扉を開けても出てこない。


やはりおかしい。


ベッドの手前のおがくずがこんもり盛り上がっている。

おがくずをどけると、モカがいた。


こんなとこに寝ているわけははない。

体も硬くなっていた。


前のハムスターは2年ちょっと生きた。

ほぼ、寿命といっていいだろう。

最期のころに2~3週間、部屋を掃除してなかったからか

それとも抵抗力が落ちていたからか、

耳がただれて、病院に行った。

薬をもらってきてのませ、じょじょに良くなってきた。

だいぶよくなったと思っていたら、死んでしまった。

病院に行って1週間たらずだったと思う。


部屋をきれいにしておいてあげなかったことを後悔した。

それでも、2年という年を考えると寿命とも思えた。


今回は、あまりにも突然すぎた。しかも早すぎた。

なんともいえない、いやな気持ちである。


とても憂鬱になった。

なにかをする気になれないぐらいいやな気持ちだ。

こういう時はいらいらしてくる。

別に思ってもいないのに

「みんな犬ばっかりかわいがるから」

とやつあたりもした。


「ちがうよ」という長女も、とてもショックだったようだ。


ブログもきょうは・・・とも思った。

しかし、思い出せるように書こうと思った。


最初のハムスターが死んだ時もすごくいやな気持ちだった。


でも、11月に死んだのは覚えているが日にちは忘れた。

何年かすると月も忘れ、そのうちいつだったかも忘れるだろう。

悲しいが、時間の経過の中で忘れていくものだ。


出来事は覚えているだろう。

しかし、細かな部分は消えていく。

思い出の日付を明確に記憶する必要はないが、

思い出したいと思った時に思い出す術がないよりも

思い出せるものがあった方がいいように思えた。


別に命日とかいうつもりはないが、

なるべく記憶に残したいという気がした。