子供たちを守ってあげて下さい |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

前記事は、加筆修正しました。
嫌な事件が多く、落ち込み気味のzephyrです。

また児童が被害に遭う事件が起きてしまいました。
21日午後0時45分頃、千葉県東金市の路上で、5才の女児が衣服を着けずに、倒れているのが発見され、その後、搬送先の病院で死亡が確認されたという報道が……。
警察は殺人・死体遺棄事件と見て、かなり大々的な捜査態勢を敷いたようです。

そして18日の福岡の児童殺害事件……。
母親が自供を始め、警察に逮捕されたという話です。
<愛と希望を探しに>の中で、私はこの事件について含みを持たせた表現をとっています。
あのとき私がしていた「憶測」、それはあの時点ではとても口にできないものでした。<次の危険期は?(短期予報)>の中で数日中に人間関係の中で起きる事件、刑事事件のことを書いておきました。そして<ベスタは不機嫌>の中で、主婦が関わる事件があるだろうということも予測していました。それが私の頭の中で、結びついてしまっていたのです。
事件当日の星の配置などを見ても、通り魔的犯行よりも、むしろ犯人は殺された子の身辺にいる人物で、少なくとも顔見知り、やはり女性ではないかという印象を抱きました。ただ、そんなことは決して書けません。そういう表現をとれば、まず思い浮かぶのは母親です。

当たって欲しくなかった……。はあ……落ち込みます。

ただ東金市の事件は、星の中身が違っています。
冥王星のハードアスペクトが強化された状態で起きた事件で、冥王星のダークサイドの力は無差別殺傷事件などを引き起こすことが確認されています(個人的な研究成果ですが)。
通り魔的な犯行の可能性が高いと思います。

今回の冥王星の発動は13日頃からで、複合アスペクトの中の一つとして機能していました。
私がお子さんをお持ちの方や、女性に注意を促したのが、この直前の12日のことで、やはり何らかの予感があったのかも知れません。
冥王星のハードアスペクトは、18~25日が強力で、消滅は29日あたりです。それまでは同様の事件への警戒が必要かと思います。

<短期予報>で予測していた通り、20日にはパキスタンの首都イスラマバードのホテルで自爆テロ。少なくとも60人が死亡、400人以上が負傷しています。
これ(テロ)も冥王星的パワー。
とはいえ、今回の冥王星のアスペクトは、まだかなりゆるいレベルなのです。
だからこそ、地震もたいしたことはないという予報だったのです(21日、千葉県北西部 震度3)。
これでもっとハードなアスペクトが生じたときはどうなるか、それが懸念されます。

この月末以降、冥王星は地震とも関連があると言われる小惑星ジュノーと重なっていきます。これが日本の場合、今期の政権の行方も占う重大要素になるのですが、同時期は地震に注意すべき時でもあります。
その辺はまた予報を出しますので。


ところで。
先日、占星術を勉強されている方からご質問がありました。
どうやって学んだのか、また教材としての良書があれば教えて欲しいという内容です。
私は占星術に関しては、誰にも師事していません。すべて独学です。高校時代から占星術の奥深さというのか、宇宙と人間の関わりの面白さに目覚め、数多くの鑑定をし続けてきました。
今ではおそらく、トータルで千件を超えていると思います(カウントしたことがないから正確には分かりません)。
「習うより慣れろ」
これが上達の秘訣です。自分や身も回りのよく知った人間のホロスコープを集中的に解読し、なにがどう作用しているのか、見極めたりするのも有益でしょうし、著名な人のホロスコープを解読するのもいいでしょう。

しかし、テキストは重要です。
私が最初に手に取った本格的なテキストは、「実践占星学」訪星珠(徳間書店)でした。
ただしこの本が現在刊行されているかどうか。私が入手したのは、やはり高校在学中で、初版本が手元にありますが、もう装丁もなく、ぼろぼろの状態です。背表紙すらない。それほど読み込んだ、使ったということです。
この本から、占星術の基礎的なことはほぼ学びました。それほどわかりやすく、かつ専門的な要素も盛り込んだ良書だったということです。
現在、入手可能なテキストとして推奨するのは、松村潔さんの本です。おもにGakkenから出版されておられますが、「最新占星術入門」はもっともお薦めできる一冊です。「入門」とは名ばかりで、非常に深い部分まで解読できるテキストとなっています。
同じGakkenから出ている秋月さやかさんの「正統占星術入門」もわかりやすく、最初はこちらのほうが取っつきやすいかも知れません。
また私はホロスコープをパソコンにインストールしたソフトを使って見ていますが、このソフトという点では「Stargazer」がダントツです。書店で「新版 Stargazerで体験するパソコン占星学」(技術評論社 小曽根秋男・著)という本がお求め頂けますから、それにソフトも付いています。この本自体も参考になる部分が多いです。

このブログをご覧になって、占星術にも興味を持たれた方がいらっしゃったら、是非、勉強してみて下さい。ホロスコープを解読することは、確実に自分自身を癒し、運命を良い方へ変える力があります。