2013.114【灯り】 | ゾウディアック号
あの人の唄を聴いた

あの人の事は画面を通してしか 知らない

物心ついて聴いたその唄声に

耳、馴染み 心の唄になっていた


あの人の事は画面を通してしか 知らない

何を感じ どんな考えで生き 何を経験してきたのか

でも、あの人の唄 あの人の詩で 育った私に

そんなことは関係ない

あの人の唄は ぼくの唄

あの人の声は ぼくの声

あの人の詩は ぼくの詩


光のような 存在が 今でも歌い続けてくれる事で

私は 暗い夜道でも 迷うこと無く 歩ける気がする

ぼくにとっての灯りに気付いた


ぼくもそんな灯りになりたい

折れた心も いつか唄って癒す

そうなれるまで まだまだ 励むよ

 

けなげに さいてる ありふれた はな
かれても いいと おもってたのに
かわいた この こころで ちぎっても ちぎっても
どおしても かれなくて
なみだが あふれて とまらなくなって
ちいさな ひかりを さがした よるに
かならず ぼくをてらす サーチライトを ずっと しんじてた しんじてた