今朝のYahooトップニュースで、つかこうへい氏の訃報を知りました。
私も24歳の時に53歳だった父親を突然亡くしました。
震災後すぐの2月で、私は当時看護婦でしたから、とっても忙しかった。
ほぼ毎日昼夜を問わず仕事をしていましたので、死に目には間に合わず、母親が見守る中、父はひっそりと天国へ逝ってしまいました。
でも、看病は出来たんです。
毎日とはいかなくとも、時間をぬって2日~3日に1回は顔を出していたし、体を拭いてあげたり、痛いところを擦ってあげたり・・・。
今でもお墓を拭いていると入院中に父親の体を拭いたことを思い出します。
もっともっと体を撫でてあげれば良かった・・・・と思い、お墓を触っています。
お仕事で親の死に目にあえないと覚悟をしている人はたくさんいらっしゃると思いますが、みな子ちゃんは、看病すらする事も出来なかったでしょうね・・・。
それを思うと、朝から涙が止まりません。
ただただ、しっかりと舞台をこなす・・・それが唯一、病床の親元に行けない自分を慰める方法。
自分が親の立場だったら、子供には親のことなど気にせず、自分の仕事を立派にやり遂げてほしいと思うのでしょうが・・。
子供の立場からすると、本当に悔しいと思います。
退団したら、ゆっくりとお父さんの看病をしてあげる事が出来るんだろうな・・・と思っていたのですが。
本当にお気の毒です。
つかこうへいさんのご冥福を心からお祈り申し上げます。
今日は観劇しますが・・・・
いつも通りの美しいみな子ちゃんを見てきたいと思います。