日本株やる前にアジア・アメリカ株で株を覚えた自分ですが
日本株始めてみて「市場の周りにノイズが非常に多い」と感じることが増えています。特に新聞・証券会社などの訳知り顔のコメントがうざいです。
一日の相場が終わったあとのこじつけのような概況コメントが・・・
(まぁ、ほとんど読まないんですが)

最近は株式市場が低迷気味であることもあり、金利上昇または原油価格上昇をその理由とする論調も多いですね。最近株を始めた友達なんかにも「金利が上がってきたから・・・」なんてしたり顔で言われてしまいます。

そこで今日は(たまにはマジメに)↑のグラフで勉強してみましょう!

大きく分けると、中央銀行の利上げには2種類あります。
(1)景気を持続可能な成長に載せるための利上げ(1994年の米国。95年以降力強い株価上昇が続いた)
(2)景気過熱を抑える利上げ (1999年の米国)

すなわちアクセルを緩める利上げとブレーキを踏む利上げの2種類があるといえます。
今回は実質金利をゼロ(もしくはゼロ近くまで)にして、雇用や設備投資が回復してきている過程での利上げですから(1)にあたると考えています。
短期的な相場の上下はともかく、ズンズンは日本株に対して強気を維持したままであります。
ただしこの過程ではその前段階の金融相場の時とは違った業種にスポットライトが当たることが多いので、銘柄選択には注意が必要ですね。

まぁ、でも言葉だけでなくグラフなどで見てみると分かりやすいですね。
利上げ開始時はフラフラしますけど、そのあと1995年のアメリカのような相場にバトンタッチできれば日本経済も真に復活したと言えるのでは?