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皆さんこんばんは。誤訳マンセー戸田奈津男です。

以前の記事で英語のお勉強シリーズを始めたはずだったのですが、飽きっぽいもので一度きりで終わっておりました。
早く味のある英語表現、職場で使ったら大うけ間違いなしのイディオム、クラブで使ったら大もて間違いなしのスラングを教えろ!と数々のリクエストをいただきまして、晴れてここに新装開店いたします。
新しいシリーズは「映画で覚える英語表現」です。よくあるタイトルですが、渋告に負けない出版物になれるように連載していく所存であります。

記念すべき第1回にご紹介する映画はやはりこれですね。


アウトサイダー

フランシス・F・コッポラ監督の代表作でもあり、トムクルーズ初め多くのヤングブラッドを輩出した不朽の名作です。アチキとブリーフ会長とT&Gニーズの元チーマー社長にとって心のバイブルと言っていい作品でありましょう。

擦り切れるほどまで繰り返し観た作品で、出てくるジーンズ・革ジャンの着こなしにしびれっぱなしの中学生ですた、アチキ。
たくさんお勉強になる表現満載なんですが、せっかくですからズンズンらしい
英語表現を今回は取り上げましょう。

舞台はグリースと呼ばれるツッパリ・グループとソッシュという上流階級グループがが勢力争いを続けるオクラホマ州タルサの町。
ポニーボーイ(C・トーマス・ハウエル)ダラス(マット・ディロン)ジョニー(ラルフ・マッチオ)の主人公3人はいつものようにドライヴ・イン劇場に忍び込み、後方の一般席に陣取ります。たまたま前に座っていたソッシュの女の子2人(ダイアン・レイン)にダラスが例によってちょっかいを出して一悶着が起ころうとする時、同じグリースの1人でベロベロに酔っ払ってるツー・ビット(エミリオ・エステヴェス)が乱入してきます。
車の窓ガラスをバンバン叩き、穿いてるジーンズをズリ下げしながら
中にいるギャル達に向かって一言。


“(You)Wanna see what's hangin’?”


(直訳) オレのア○コ見る?

(戸田風意訳)  (片岡鶴ちゃん風に)  な?
       



今日のワンフレーズの復習です。Repeat after me.

ジーンズを下げる
   ↓
ブリーフを下げる
   ↓
相手の目を見つめる
   ↓
徐々に視線を自分の股間に移す
   ↓
もう一度舐めるように相手の目を見つめなおしニヤリと、
   ↓

“(You)Wanna see what's hangin’?”
 

これで明日からモテ男間違いなし。