delgados


♪ EZ DO DANCE EZ DO DANCE  ♪

♪ 踊る君を見てる~  ♪

(なんか最近よく歌ってるなw)

とりあえず一世を風靡した小室の哲っちゃんがピーピーなようだ。
前妻とその子供への慰謝料払わねえ、Jリーグチームのスポンサー料払わねえだなんだと、週刊誌でさもおかしくゴシられている。

こういうニュースが出ると決まって“ミュージシャンは感性だけの人間”“ミュージシャンに資産運用・会社経営は向かない”などとしたり顔で語られるから困ったもんなんだよね。
株屋的に言うと、哲ちゃんがこんなになっちゃったのは香港市場に上場しているROJAMに出資して大損ぶっこいたのが大きいと思う。
誰の口車に乗せられたのか知らないが、前回のITバブルの頃だから、
数十億は損切りしただろう。それまで海外株式投資などしたことなかっただろうに、
やっぱ金持ちにいい弁護士いい医者いいFAは必要だ。
(ちなみこのROJAM、吉本興業と4295フェイスが大株主になって以降はけっこう復調傾向にある。↑のチャートでご確認されたい。)

とこれだけ哲ちゃんのこと語っておきながら、ここまでは単なる前フリであるw

哲っちゃんと違って、優れたミュージシャンでありながら優れた会社経営者でもあり
また優れたプロデューサーでもある、天に二物いや三物まで与えられたようなネ申のように器用なお方がこの世には何人もいるのだ。
以前の記事で紹介したDELGADOSもそんなタイプの一人である。
ケミカルレコードというインディーズレコード会社を自ら運営しながら自らの音楽活動も続けてきたDELGADOS。
このレーベルはグラスゴーにあるマイナーなインディーズレコード会社でしかなかったのだが、MOGWAI、ARABSTRAPなど個性豊かなアーチストを数多く輩出し、デイブ・フリードマンという著名なプロデューサーを外部から迎えたのも契機となって、
イギリスはもとより日本・アメリカなどでも人気を博すことになる。
残念ながらDELGADOSは今年になって解散を表明したが、ソロ活動とレーベル運営は継続していくらしい。

こちらでデイブ・フリードマン色の強いアルバム「HATE」ダウンロード出来ます。
(下のほうの'Hate' jukebox!から)
(粒ぞろいの楽曲が並びますが、1,5,7曲目がZUNレコメンドです。)

またこちらでは「HATE」を除くDELGADOSの過去音源をほぼ試聴できます。
個人的にはデイブ・フリードマンの元を離れて作られた,彼らにとってのラストアルバムである「Universal Audio」がお勧めです。

DELGADOS特有の万華鏡のような音の世界にしばし浸ってくらさい。