このブログをずっと放置していたら道東の氷の女王から

『あんたなにやってんのよ!』とメールをいただきました。

『あたいのブログにコメントもせず、あんたのブログも放置状態で!生きてんのか?!』

その返信するのに三日もかかってしまったのである。

 

一昨日の朝は初雪が降りました。

 

 

昨日の朝は降り積もりました。

 

 

 

 

六年前、平成二十六年十二月十八日の雪の日の様子

 

この時はまさかこの御方があちら側へ逝かれるとは思ってもいませんでした。

そんなことを思いながら一昨日の雪の日に散歩していました。

 

散歩から帰り、家事を片付け出かけようとしていたら

つけっ放しのラジオから一首の歌が聞こえてきました。

 

『この世にはあらざる場所に白き尾は振られおり犬の名をつぶやけば』

 

歌人・作家の錦見映理子さんのご実家で飼っていたアイヌ犬。

お父様が北海道から連れてきたそうです

亡くしてだいぶ経ってはいるのだけど今も近しく感じるそうです。

名前を呼べばこの世ではないところで白い尾を振っているのではないか。と・・

ほんとは白い犬ではないんですけど・・・とおっしゃっていました。

 

急にぼっと視界が曇り鼻の奥が痛い・・・

朝からマズイ!化粧したばっかなのにマズイ!出かけるのにマズイ!

でも、この歌をこの時に聞くのも運命だろうな。

逝ってしまっ先々代二頭、先代二頭あの子たちの名前を呼ぶと、ここではないどこかで

きっと尾を振って返事をしてくれているのだろう。

 

 

十二月は母と下の甥っ子の誕生月で目出たいこともあるのだけど

六年前の年の瀬に揃って逝った白い恋人たちの命日月でもある。

そして今年は新潟のましろの小さいおじさんぶうたさんが

虹の橋に行かれました。

 

小さいおじさんです。

 

またモジーノ家のアンソニーさんも虹の橋に行かれました。

 

 

彼らもまた飼い主さんが名前を呼ぶと

この世にはあらざる場所で尾を振っていることでしょう。

 

ぶうたさんとアンソニーさんに合掌。