お昼を山下というローカルなおうどん屋さんで食べてから、いよいよ崇徳院さん巡りに。

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まずは、崇徳院さんが京都から流されて最初に降りた場所からスタート。
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崇徳院が祀られている白峯寺。西行もここを訪れている。
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横には崇徳院さんの御陵が。心がくじけそうな階段……。
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崇徳院さんというと怖い伝説がつきまとうけど、王朝文化に親しみ、和歌をこよなく愛した風流人。詠む歌もすっと心に入る美しい歌で、悪い人とは思えない。

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近くのレストハウスで休憩。ここからも瀬戸内海を臨むことができる。
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地の宮と名付けられた高家神社。ここに一度崇徳院さんの棺が置かれ、その棺から血がこぼれたのだそう。

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崇徳院さんが最初の3年間住まわれたという雲井御所跡。
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こちらも崇徳院さんを祀った白峰宮。
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崇徳院さんが亡くなられたのが夏場ということで、ここでしばらく遺体が保存されたという八十場の霊泉。となりのところてん屋さんでひと休み。

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雲井御所からの引越し先の、鼓岡の木ノ丸殿跡。
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木ノ丸殿に住まわれていた時に、飲用水として使われていたという内裏泉。

崇徳院さんの史跡は思いのほか多く残っていて、今回行けなかったところもいくつか。この土地で、崇徳院さんは大切にされたんだなあという印象を受けた。本人としてはもちろん辛い日々であったとは思われるけれど、海の穏やかさや土地の人々の優しさに触れることで、心癒されることもあったのでは……と救いを求めてしまう。じゃないとあまりにも崇徳院さんの最期は悲しすぎる。