久しぶり、旅に行こうよ。 14ー1 | Blue in Blue fu-minのブログ〈☆嵐&大宮小説☆〉

Blue in Blue fu-minのブログ〈☆嵐&大宮小説☆〉

嵐、特に大野さんに溺れています。
「空へ、望む未来へ」は5人に演じて欲しいなと思って作った絆がテーマのストーリーです。
他に、BL、妄想、ファンタジー、色々あります(大宮メイン♡)
よろしかったらお寄りください☆

 

 

 

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

 
 

 

…あ、れ…

 

 

………月…?

 

 

…や、違う。

 

外じゃ、無ぇし。

 

んじゃ、何?

 

丸くてでかくて黄色くて、でも輪郭があやふや…

 

なんでこんなにぼやけてんだ?

 

目をギュッとやって、再度凝らす。

 

ああ、あれだ。

 

 

明かり取りの丸窓だ。

 

和室とかによくある…

 

 

「どこ見てんだよ」

 

「…へ?」

 

 

頬をピタピタされ、顎を掴まれて上を向かされる。

 

……

 

 

特大アップの笑顔。

 

「目ン玉、ユラユラしてっぞ…」

 

ん…、なんか、ぼやけてる。

 

「おれ、分かってる?」

 

だから、近すぎだってば。

 

ただでさえ視界がぼんやりなのに、なおさらぼけるじゃん。

 

せっかくのイイオトコなのにさ… 

 

 

「うふふ…」

「なに、ニタニタしてんの? かわええな…

 

嬉しそうな垂れ目と、掠れ声

 

…トロットロの顔して。

 

ずいぶん甘々だね。

 

「チュウしよ」

 

ボヤけた顔が降りてきて、優しく優しく唇を吸われて…

 

なんで、そんな優しい顔すんの?

胸がぎゅっって泣きたくなるじゃん…

 

こんな、甘いキス…

 

………ふ…うぅっ…………キモチイ………、んんっ?

 

うん?

 

ポンと記憶が戻った。

 

ほんのさっきまで獣みたくガジガジ 喰 われてたことを。

 

そう、蕩 けた顔してチュッチュと触れるだけのキスしてるこの男に、一瞬記憶が飛んじゃうほどに、キツク、激しく。

 

…思い出したら、なんか腹が立ってきた。

 

危ねぇ危ねぇ。

菩薩顔にだまされるとこだった。

 

「ん? 足りねぇの?」

 

パチパチ瞬きしたオレを見て、大野さんの片眉が意味有り気にクイッと上がった。

 

はああ? 違ぇ…

 

「だよな、おれもまだだし、お前ンのも…」

 

気怠い下半身に、不意に衝撃が走る。

 

「こんなだもんな…」

 

え?ウソ。

 

まだ 勃 っていらっしゃる…?

 

…マジか。

 

遠慮ない指が、イったばっかでまだ熱を 孕 んでるソコを 弄 る。

 

「っあ! ああ…!」

 

敏 感 になり過ぎてる カラダ は、ちょっとの 快 感 でさえ律儀に拾い集めて、本体と同様キモチイイことにめっぽう弱い単細胞なその器官を、あっと言う間に2度目の放出に持ってこうとする。

 

「ふふ、早っ! 工ッ口いな…」

 

ピンポイントの 愛 撫。知り尽くされてる感がなんか悔しくて、…なんか、嬉しくて。

 

…タマンナイんだけど。

 

「あ、ぁ、イ、イくっ…」

 

全身、ガクガクなんだけど。

 

「…まだ、イくなよ」

 

めっちゃご機嫌な垂れ目。

なんでそんな嬉しそうなんだか。

 

「ムリ、だ…って…」

「さっき、出しただろ」

 

そうだよ、出したばっかなんだから、もちょっと優しく扱ってくんないかな…

 

 

「あ、あっあ…、も…」

 

 

出っ、出る…

 

 

「ダメだってぇ」

 

 

寸前で根元をグッと握られた。

 

 

こいつ、マジ最低。

 

 

 

 

 

 

 

続く。

 

ポチッと押してね♡